アドビは、Adobe Expressで作成したデザインを全国の主要コンビニエンスストアで印刷できる新機能「コンビニプリント」を発表した。これにより、ユーザーは自宅やオフィス、外出先などからAdobe Expressで作成したデザインを近隣のコンビニエンスストアで手軽に印刷することができる。
同サービスは、全国のコンビニエンスストアにマルチコピー機を提供している富士フイルムビジネスイノベーション、シャープ、シャープマーケティングジャパンとの協力により実現した。
Adobe Expressは、ブラウザやモバイルアプリ上で手軽に高品質なグラフィックデザインやコンテンツを作成できるデザインツール。デザイン完成後、ダウンロードから「コンビニプリント」を選択すると二次元コードとユーザー番号が発行される。ユーザーは、全国のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラグループに設置されているマルチコピー機で、二次元コードを読み取るかユーザー番号を入力することで、その場で印刷することができる。なお、現在はデスクトップ版でのみ利用可能となっている。
必要なときに必要な分だけ、身近にあるコンビニエンスストアで手軽に印刷ができるため、多忙なビジネスパーソンや店舗経営者、クリエイターなどの作業効率向上が期待される。
