渋谷区観光協会の協力のもと、マーケティング事業を展開するDGマーケティングデザインと、ジュニは、渋谷区の観光情報を独自のサウンドコンテンツとともに楽しめる「SoundMap Shibuya」の提供を2020年7月に開始した。
ユーザーは、海外などの遠隔地から地図を表示して明治神宮散策を行いながら、各スポットの案内を音声で体験することが可能。これにより、リモートでの観光体験を促し、その魅力を広く伝えることで、アフターコロナの中での来街者・旅行者の増加、観光産業を盛り上げることを目指している。
「SoundMap」はDG Lab(デジタルガレージらが共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織)が開発したウェブAR技術を活用し、地図上の位置情報とウェブAR技術が一体となったアプリレスでの「音のAR体験」を提供するプログラム。ウェブサイトにアクセスしたユーザーに対し、各スポットの位置情報をもとに、その場所のためにつくられた音声コンテンツを提供する。
同技術を利用して今回リリースしたSoundMap Shibuyaでは、渋谷区の観光情報を日本語と英語の2ヵ国語で提供する。
現地で、また、遠隔地でサウンドと一緒に観光を楽しむことができる同コンテンツは、渋谷区に関わらず観光産業への課題を抱える各自治体への提供も予定しており、国内でのさまざまな観光地からの利用と情報発信を目指す。