電通デジタルは、UXインテリジェンス事業を展開するビービットと、既存の提携領域を拡大した業務提携契約を締結したことを発表した。なお、電通グループによる出資もあわせ、電通グループとしては資本業務提携契約になるとのこと。
両社は、2017年3月に「デジタルマーケティングにおけるユーザエクスペリエンス（UX）変革支援」をテーマに業務提携契約を締結。以降3年以上にわたりUX改善プロジェクトや新サービス開発プロジェクトなどにおいて、両社の強みを活かした付加価値の高いサービスをクライアント企業に提供してきた。
近年企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）推進では、デジタルで統合された顧客接点とそれを支えるデータ基盤の構築に加えて、データやテクノロジーを活用し優れた顧客体験を創出する「UXインテリジェンス」の必要性が求められている。UXインテリジェンスを組織へ組み込むことで、企業が保有する自社データやマーケティング活動において収集したデータを良質なUXに転換し、顧客のエンゲージメントを高め、さらなる事業成長につなげるという好循環を生み出すアーキテクチャーの構築とその組織的な運営が可能となる。
同資本業務提携では、両社の提携領域を拡大し、クライアント企業内においてUXインテリジェンスを備えたUX組織の立ち上げおよび運用を支援するソリューションを共同で開発・提供していく。
