若年層のYouTube利用は9割超、10代女性の約5割が動画での紹介商品購入経験あり/テスティー調査

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2020/09/28 05:00

 チャットボットを活用した広告・ネットリサーチ事業展開するテスティーは、若年層を対象に調査した結果を発信する「TesTee Lab」において、若年層の男女を対象に、YouTuber(ユーチューバー)に関する調査を実施した。

 同調査結果概要は、次のとおり。

若年層のYouTube利用率は約9割、男性は「ゲーム実況」女性は「美容・ファッション」の動画視聴

 10~20代の男女のYouTube利用率はどの性年代でも利用率は約9割となり、そのなかで毎日YouTubeで動画を視聴していると回答した人は10代で7割、20代で約6割となった。また、20代より10代、女性よりも男性の方が利用頻度が高いことも判明した。

 続いて、YouTubeで動画を視聴すると回答した人を対象にYouTubeで動画を視聴するタイミングを聞いたところ、性年代問わず第1位は「休憩中」、第2位は「就寝前」という結果だった。

 次に、好きな動画ジャンルについてたずねたところ、年代を問わず男性の第1位は「ゲーム実況」で10代では68.5%、20代は44.1%、女性の第1位は「美容・ファッション」で10代では49.2%、20代では43.3%となったが、第1位以下では性年代で大きく違いが出る結果となった。

YouTuberにはポジティブなイメージ 実行経験のある消費行動は「動画で紹介していた商品を購入」

 YouTubeを視聴した経験がある人を対象に、YouTuberへのイメージを自由回答にてたずねたところ、10代、20代ともにポジティブな意見が多く挙がった。

YouTuberに持っているイメージ/10代

  • 楽しそう 大変そう 収益が安定しない 個性が大切(16歳男性)
  • 面白く、時代の先をいく。誰もやっていない気になることをやってくれる。(17歳女性)
  • 夢を持って頑張っている(18歳男性)
  • 離れていても動画で笑顔に出来る身近な存在(19歳女性)

YouTuberに持っているイメージ/20代

  • 成功者が多いイメージ(人生のやりたいことを見つけた人とか)(21歳男性)
  • 世間的には悪く言われることもあるけど、それぞれ目に見えないところでものすごく努力している(21歳女性)
  • 才能溢れる人。(28歳男性)
  • 自身の可能性を日々磨いてる、頑張り屋さんな人(25歳女性)

 次に、YouTubeに関係する消費行動についてたずねたところ、「実行したことがある」と回答した人は10代で69.9%、20代で55.7%だった。

 さらに、実行したことのある消費行動を聞いたところ、性年代問わず第1位は「動画で紹介していた商品を購入」と回答した人がもっとも多く、男性よりも女性の方が動画に影響されて商品を購入している様子がうかがえる。

 そのほかには「スーパーチャット」というYouTuberと交流しやすくなるシステムのためにお金を使用したという声も前回の調査よりさらに増加。コロナ禍で直接交流出来るイベントが減ったことから、オンラインイベントへの課金率が上がっていると推察される。

調査概要
  • 調査期間:2020年9月5日(土)
  • 調査対象:10代、20代/男女/自社モニター会員