2Dモザイクや3Dモデルに関するソフトウェア開発を行うPix4Dは、地上からの画像取得のための新しいアプリ製品「Pix4Dcath」のリリースを発表した。
![Pix4Dcatch:3Dモデリングのための地上画像取得アプリ](http://crz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/1540/1540_01.jpg)
同アプリは、ユーザーがiOSモバイル端末を使用して地上の3Dモデルを容易に作成できるよう支援。ユーザーは同アプリで対象範囲をスキャンするだけで、GPSの位置情報とともに画像を記録する。近年のiOSデバイスとも互換性はあるが、LiDARセンサーが付いている最新のiPad ProとiPhone 12 ProおよびPro Maxのために最適化されており、スキャニングはリアルタイムの3Dメッシュで完了率のフィードバックを確認しながら行われるとのこと。
このライブフィードバック提供機能により、最適な結果を確保するワークフローが可能に。取得された画像を自動的にPix4Dcloudへアップロードし、スケールおよびジオリファレンスされた、計測・共有・出力が可能な3Dモデルと点群を生成することができるという。
![Pix4DcatchからPix4Dcloudへ画像をアップロードし、自動的に処理](http://crz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/1540/1540_02.png)
![Pix4Dcatchで撮影した画像をPix4Dmapperで処理することも可能](http://crz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/1540/1540_03.png)
建設、点検、公安などの多くの分野のプロフェッショナルは、同アプリを活用することで正確な地上の3Dモデルの迅速な作成が可能となり、ビジネスを拡大する機会が得られ、時間とコストの節約が目指せるとのこと。
![Pix4Dcatchで撮影した画像をPix4Dmapperで処理することも可能](http://crz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/1540/1540_04.png)