ミクシィとXTech、ジョイントベンチャー「クロスポッケ」設立 「家族アルバムみてね」新サービス開始

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2020/11/26 05:00

 ミクシィとXTech(クロステック)は、両社によるジョイントベンチャー「クロスポッケ」を設立。ミクシィが提供する家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」(以下「みてね」)において開始する子ども向けギフトECサービス「みてねギフト」の開発・運営を行うことを発表した。

 これは、両社が2019年2月に締結したミクシィの重点領域の成長加速を目的としたM&Aに関する包括連携協定における新たな取り組みとなる。

 ミクシィが提供する「みてね」は、子どもの⼤切な写真や動画を、祖父母や親戚など招待した家族だけにリアルタイムに共有することができる写真・動画共有アプリ。2015年4⽉より基本無料で利用できるサービスとして提供している。また、2019年4月には従来のサービスよりも利便性を向上した月額課金制のプレミアムサービスを開始。さらに同年6月にスマホフォトプリント事業などを手掛けるスフィダンテを子会社化し、同社のノウハウを活かした「みてね年賀状」の提供を開始するなど、収益化を進めている。今後も同サービスのユーザーアセットを組み合わせたサービスにより新しい価値を提供し、事業を強化する計画だという。

 一方XTechは、既存産業×テクノロジーで新規事業を創出するというコンセプトのもと、さまざまな分野のスペシャリストが事業会社と新規事業開発を行ない、新しい価値を生み出す取り組みに強みを持っている。

 今回ミクシィは、「みてね」の新サービスとして子ども向けギフトECサービスを始めるにあたり、スピード感をもって事業を立ち上げ、事業の成長にコミットするチームを組成することが必要と考え、ギフトECサービスの開発・運営に特化したジョイントベンチャーを設立して事業を推進していくのが最適であると判断。2019年2月の両社による包括連携協定の取り組みの一環として、ジョイントベンチャー「クロスポッケ」を設立した。新たにサービスを開始した「みてねギフト」の開発・運営を行う。

 両社は今後も包括連携協定に基づき、ミクシィの成長加速につながる新たな取り組みを推進していく。