アクル、noteに不正検知・認証サービスを提供 セキュアで安心な取引可能プラットフォーム運営を支援

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2021/02/16 06:00

 クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルは、note株式会社が運営するメディアプラットフォームnoteに「ASUKA」の提供を開始。クレジットカード不正利用の撲滅を推進する。

 noteはクリエイターのあらゆる創作活動を支援するメディアプラットフォーム。クリエイターが思い思いのコンテンツを発表したり、サークルでファンや仲間と交流したり、ストアでお店やブランドオーナーが商品を販売したり、note proを活用して企業や団体が情報発信をしたりする場となっている。

 ASUKAは、クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させることで、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現する、カード不正・チャージバック対策ソリューション。顧客サポートなど本来重要な業務に注力できるよう、EC運営事業者が抱えるクレジットカード不正利用対策業務における課題を解決したい、という想いのもと開発された。

 インターネットの普及にともない、個人が容易にビジネスや情報を配信できるようになった。こうした個人の活動をECプラットフォームが支えている。

 しかし、ECプラットフォームの運営にはさまざまな課題があり、利用者間のトラブルの発生や、各種法律への準拠、悪意のある利用者による各種不正行為など、利用者の利便性を損なうことなくルールを策定し、運用することが求められる。特に、CtoCと呼ばれるECプラットフォームでの被害が増加傾向にある。

 具体的な被害としては、実際にこうしたプラットフォームでは第三者のクレジットカード情報を利用した不正購入だけでなく、販売者と購入者が結託する不正し資金洗浄(マネーロンダリング)するケースや、不正に入手したコンテンツ盗品の転売・換金などの事例が発生している。

 今回、noteへのASUKA提供により、不正なユーザーの購入や課金を未然に防止できるように。また、アクルは業界における不正の手口の情報共有なども進めることで、セキュアで安心な取引ができるプラットフォーム運営をサポートしていくとのこと。