ネットバンクをスマホから利用したい人が5割、増加傾向に 若年層ではPCを上回る/マイボイスコム調査

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2021/02/23 05:00

 インターネット調査を中心に提供しているマイボイスコムは、今回で22回目となる「インターネットバンキングの利用」に関するインターネット調査を2021年1月1日~5日に実施し、10,078件の回答を集めた。同調査の結果は、次のとおり。

インターネットバンキングの利用経験

 インターネットバンキングを現在利用している人は66.0%で、2018年調査以降増加傾向に。利用経験者は、「現在利用している」「利用したことがある」を合わせて7割強となっている。

現在利用しているインターネットバンキング

 現在利用しているインターネットバンキング(複数回答)は、「楽天銀行」が現在利用者の51.7%でトップ、「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱UFJ銀行」が各20%台、「ジャパンネット銀行」「三井住友銀行」が各2割弱と続く。「住信SBIネット銀行」「楽天銀行」は男性、「auじぶん銀行」は男性10・20代で比率が高くなっている。

インターネットバンキングで利用しているサービス

 インターネットバンキングで利用しているサービス(複数回答)は、「口座情報の照会・明細の確認」が利用経験者の85.6%、「振り込み・送金」が79.4%。『新生銀行』『住信SBIネット銀行』主利用者では「振り込み・送金」、『ジャパンネット銀行』『楽天銀行』主利用者では「ネットショッピングなどの決済」がほかの層より高くなっている。

インターネットバンキング選定時の重視点

 インターネットバンキング選定時の重視点(複数回答)は、「手数料が安い(または無料)」が利用経験者の68.3%、「信頼できる」「銀行に取引口座がある」「24時間リアルタイムで利用が可能」が4割前後に。

 『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ソニー銀行』主利用者では「手数料が安い」、『auじぶん銀行』『セブン銀行』主利用者では「スマートフォンから利用しやすい」の比率が高くなっている。『みずほ銀行』『三井住友銀行』『三菱UFJ銀行』主利用者では、「銀行に取引口座がある」が1位だった。

インターネットバンキングの利用意向、利用したい機器

 インターネットバンキングの利用意向は、「積極的に利用したい」「まあ利用したい」を合わせて70.8%。現在利用している人では約97%だった。

 インターネットバンキングを利用したい機器(複数回答)は、「パソコン」が利用意向者の82.1%、「スマートフォン」が46.3%、「タブレット端末」が9.5%となっています。「スマートフォン」は、過去調査と比べて増加傾向です。10・20代では「スマートフォン」が8割強で「パソコン」を上回る。