CA社、DXにより企業の収益拡大を支援する子会社「サイバーエージェントDX」設立

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2021/11/05 12:00

 サイバーエージェントは、収益拡大につながる企業のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)推進における企画・開発事業子会社として、サイバーエージェントDX(サイバーエージェントディーエックス)を設立したことを発表した。

 近年、テクノロジーの発展や新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、行政手続き等のオンライン化やデジタルを中心とした消費行動、非対面でのコミュニケーションが進み、医療や流通小売をはじめ、あらゆる領域でのDX推進が加速している。業務の効率化や自動化、ペーパーレス化、顧客接点の改革などを目的にDXへ取り組む企業は増加している。

 同社でも2020年より小売や医療、行政に向けてDX支援事業を行ってきた。複雑化する会員データの統合ができていない、顧客の多様化するデジタル接点に対して効率的にコミュニケーションが図れていないなど、デジタルシフトに課題をもつ企業がほかにも多数あることから、今回、顧客基盤を持つあらゆる企業を対象にDX支援を行う子会社として新会社を設立した。

 新会社では、企業の収益拡大を目的としたDX推進に特化し、広告事業の立ち上げをはじめ、データ基盤の構築、アプリの開発・運用までを一気通貫でサービス提供を行う。また、DX人材の採用および育成を強化し2023年には約100名の採用を行う予定だという