写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」を運営するピクスタは、誰でもかんたんに自分のアバターが作れるAVATARIUMを企画・開発・運営するPocketRDと提携し、3DCG・アバターを制作する新サービス「3DCGオンデマンド」を開始する。
概要
2021年4月にピクスタが加入した一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(略称、一般社団法人JCBI)の「JCBIメタバース部会」の部会長をつとめる誰でもかんたんに自分のアバターをつくることができるAVATARIUMを企画・開発・運営するPocketRDと提携し、クライアントの要望に応じて、昨今注目を集めるメタバースなどの仮想空間やゲーム、Vチューブ、映像などで必要な3DCGやアバターなどを制作する。
- 料金:10万円〜
- 納期:4日〜
※料金・納期ともに、制作内容、規模、アニメーション設定の有無、修正回数などによって変動する。要望をヒアリングした上で、都度、見積もりを提案する。
コンテンツ制作例
フロー
- お問い合わせ
- ヒアリング
- 受注
- 制作
- 3Dモデルチェック
- アニメーション/クオリティチェック
- 納品
背景
3DCG制作技術は、以前よりゲーム制作や映像制作の現場で求められてきたが、バーチャルライブ、Vチューバー、そして仮想現実(VR)、拡張現実(AR)技術などを駆使したメタバースの台頭で、3DCGコンテンツの需要は高まり続けている。
エマージェン・リサーチの調査レポートによると、2020年に476億9,000万ドル(約5兆4,677億円)だった世界のメタバース市場規模は、2028年には8289億5,000万ドル(約95兆391億円)に拡大しており、さまざまな業界から注目と期待を集めて市場は急拡大している。
一方で急激な市場の拡大とともに、それを制作する3DCGデザイナーなどの人材獲得競争は激化し、メタバース市場への参入はもちろん、3DCGを活用したコンテンツを必要とする人や企業が、気軽に参入・入手することが難しいのが現状。
そこで、今後メタバース市場への新規参入を検討する企業や、3DCGコンテンツを必要としながらも発注先に悩むあらゆる人・企業をサポートするために、国内最大級のデジタル素材プラットフォーム「PIXTA」を運営するピクスタが、人体3Dアバター自動生成の研究開発を行うPocketRD社と提携することで、“気軽に相談・依頼できるオリジナルの3DCG制作”を実現させるに至った。
今後の展開
PocketRD社との提携と本事業を通じて、今後需要が拡大していく3DCG分野への理解を深め、将来的にはピクスタ社のクリエイター基盤を生かし、3DCG素材販売など事業領域の拡大を目指す方針。
PIXTAが3DCG分野で新たなサービスを提供していくことで、3DCGクリエイターにより多くの活躍の機会を提供していきたいと考えている。