地方を含む日本全国の中小・ベンチャー企業の成長支援をデジタルマーケティング領域で展開するソウルドアウトは、2022年5月よりβ版にて配信開始しているビジュアル探索ツール「 Pinterest アド」の運用サービスを正式に開始したことを発表した。
Pinterest とは生活のあらゆるシーンを彩るアイデアを次の行動につなげるためのプラットフォームで、97%が非指名で検索されている。そのため、中小・ベンチャー企業が取り扱う商品・サービスのようにまだ全国的に知名度が低い場合でも、商品やそのビジュアルによって認知しやすいのが特徴となっている。また、国内での日本配信が開始したばかりで、表示単価を抑えて配信することが可能なため、中小・ベンチャー企業でも気軽に導入することができる。
同社ではこの特性を活かし、地方、中小・ベンチャー企業の集客や認知度向上を支援するために Pinterest アドを活用していく。
Pinterest アドでは、画像からウェブサイトへ直接遷移できるため、購買につながりやすい流れを作ることが可能。 Pinterest ユーザーは、自分の暮らしをさらに豊かにするアイデアをビジュアルで発見するために利用しているため、不動産、家具・インテリア、アパレルなどのEC系との相性が良く、これから市場が伸びると予測されている。
Pinterest アドの特徴は次のとおり。
新メディアとして潜在顧客へリーチ可能
Pinterest では上位検索の97%が非指名検索となっている。ブランド名で探すのではなく「インテリア 収納」や「ウェディングブーケ」など一般的な言葉で検索されることが主流のため、まだ全国的な認知度が低くても、商品力やビジュアルを元に知ってもらえる機会が多い。
利用ユーザーの興味関心度が高い
Pinterestユーザーの心理として、未来の行動のための情報収集をすることが多いため、前向きにアイデアを探している人に効果的にリーチできる場所として利用が可能。商品購入アイデア探しに Pinterest を利用するウィークリーユーザーも多い。
購買力のあるユーザーが多い
「43%の日本の Pinterest ユーザーが、世帯年収600万以上」「日本の Pinterest ユーザーは、非ユーザーと比較し90%以上の確率で高所得世帯」といったデータが発表されております(Pinterest Japan調査)。購買力の高い潜在顧客にいち早くアプローチできる。
支援体制
3つのグループから組成されたプロジェクトチームで体制を組んでいる。
SNS広告の運用やクリエイティブの戦略を探求してきた「SNSマーケティング/ADクリエイティブ推進グループ」と、フィード広告領域で成果をあげてきた「テックスタジオグループ」。アドテクノロジー領域でさまざまなソリューションを研究・開発してきた「デベロップメントグループ」。これらのチームから組成された「 Pinterest アドプロジェクトチーム」が、カタログ実装・クリエイティブ制作・運用まで一貫して支援する。
データフィードマネジメントツール「SO リストカ」が Pinterest アドと連携開始 Pinterest アド最適化へ
同社が提供する「SOリストカ」が「 Pinterest ダイナミック広告」のデータフィード生成に対応。同ツールは、顧客企業の商品データを各配信先の媒体のフォーマットに合わせて自動で変換する。ウェブサイトをクローリングして商品情報(商品名・商品画像・価格・商品説明文など)を取得する機能を搭載しており、効率的にダイナミックリターゲティング広告の実装から配信までを請け負うことが可能とのこと。
同ツールを利用することで、 Pinterest 上で商品データを活用した費用対効果の高い広告の配信が可能に。また、ほかツールと比較しても低価格かつ、フィードの作成からタグ設定と運用まで一気通貫で対応できるため、フィードの最適化のスピードと精度が高いのが特徴となっている。