キヤノンは、ハイアマチュアユーザーや映像クリエイターから求められる静止画・動画の高い撮影性能や通信性・拡張性を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Mark II」を2022年12月中旬に発売する。
「EOS R6 Mark II」は、静止画・動画の撮影性能を追求し、多彩な表現を可能にするミラーレスカメラ。新たに馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)に対応した被写体検出機能をはじめ、進化した高速連写や強力な手ブレ補正、用途に応じたさまざまな動画撮影機能などにより、静止画・動画撮影の幅広いニーズに対応する。
新開発のCMOSセンサーや強力な手ブレ補正などにより多様な撮影シーンで高画質を実現
新開発の有効画素数最大約2420万画素フルサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」により、高い解像感と常用最高 ISO102400(静止画撮影時)の高感度を両立。また、ボディー内5軸手ブレ補正機構を搭載しており、レンズ内光学式手ブレ補正機構を搭載したRFレンズとの協調制御により、最高8.0段の手ブレ補正効果を発揮する。
決定的な瞬間を捉える先進の高性能AFや高速連写
「EOS iTR(intelligent tracking and recognition) AF X」により、優れた被写体検出性能とトラッキング性能を実現。新たに馬・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)が被写体検出機能に追加されたことで、「人物」では人の瞳・顔・頭部・胴体、「動物優先」では犬・猫・鳥・馬の瞳・顔・全身、「乗り物優先」ではモータースポーツの車とバイク・鉄道・飛行機(ジェット機・ヘリコプター)の全体・スポット検出に対応している。
また、被写体の検出対象をメニューで切り替えることなく、カメラが自動で被写体を選択する「自動」設定を新たに追加している。さらに、メカシャッター/電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約12コマ/秒、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約40コマ/秒の高速連写が可能。
多様化する制作ニーズに応える動画性能
クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる4K/60P動画撮影や、フルHD/180Pハイフレームレート動画撮影を実現。さらに、同社独自のガンマ特性「Canon Log 3」やRAW動画の外部記録に対応するなど、用途に応じた動画記録方式により、多様化する動画制作のニーズに応える。