企業のSNSマーケティングを支援するコムニコは、同社が開発・提供するSNSキャンペーンツール「ATELU（アテル）」契約企業を対象とし、Twitterの「カンバセーションボタン」の作成対応を開始した。
2022年4月以降、Twitterの仕様変更によりTwitter管理画面上でのカンバセーションボタンの作成ができなくなったが、同ツールではTwitter社から許可を受けた広告APIを使用することで、カンバセーションボタンの作成に対応している。
「ATELU」は、Twitter、Instagramでのキャンペーン実施に必要な作業を効率化するSaaS型クラウドツール。SNSキャンペーンに必要な、応募者リストの作成、抽選、当選通知の自動配信機能を備えている。Twitterでもっともよく実施されているフォロー＆リツイートキャンペーンや、ハッシュタグ投稿キャンペーン、カンバセーションボタンを使用したキャンペーンをはじめ、応募後、その場ですぐに当選結果がリプライやDMで届くインスタントウィンにも対応している。
カンバセーションボタンは、画像や動画に最大4つの選択肢ボタンが付けられる広告用クリエイティブ。Twitterユーザーが選択肢をタップすると、広告クリエイティブの作成者が事前に設定しておいたテキストが挿入された状態でツイート作成画面が立ち上がるため、ユーザーはそのままツイートすることができる。投稿されやすく拡散性が高いことから、広告だけでなくTwitterキャンペーンでも多く活用されている。
Twitter管理画面上でカンバセーションボタンが作成できない仕様になって以降、同社のサービス利用企業から、「これからも活用したいので、気軽に作成ができる方法を知りたい」という声が多数寄せられていた。Twitterキャンペーンでの活用のニーズが高いことから、今回は「ATELU」を契約している企業に限定し、カンバセーションボタンの作成に対応できるようにした。
