クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿できるメディアプラットフォーム「note」は、GPTシリーズを搭載した創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」を、noteの全クリエイターが使えるようになったことを発表した。
note AIアシスタント(β)でできること
クリエイターは記事のアイディアや文章の改善点を、自分専属の編集者のようなAIアシスタント(β)から提案を受けることができる。機能の一覧は次のとおり。
1.書きはじめる前に
記事のアイディアを提案、構成を提案、書き出しを提案、テンプレート(プレスリリースの構成を提案、求人募集をつくる、メルマガの構成を提案、会議のアジェンダをつくる、会議の議事録をつくる、イベント告知をつくる、FAQの雛形をつくる、プロフィール文章をつくる)
2.表現をととのえる
書きかえを提案(やわらかく、フォーマルに、エモーショナルに、わかりやすく、簡潔に)、用語の説明を追加、類語を提案
3.文章をまとめる
要約する、3行まとめ、SNS投稿用のまとめ、文末のまとめ、段落の見出しを提案
4.レビュー
もっと読まれるように提案、まちがいを見つける、反対意見を聞く、炎上リスクの確認
5.タイトルを提案
魅力的なタイトルを提案、フォーマルなタイトルを提案
6.そのほか
翻訳(英語、日本語、中国語、韓国語)
AIアシスタント(β)は、自然言語処理の人工知能モデルGPTを活用したツールとして、2月16日に一部会員へ先行公開されていた。
機能に関する変更点
- 20個のメニューを追加して、合計33個の機能が使用可能
- 編集画面からの切り替えなしで自然に同ツールを立ち上げられるよう、レイアウトやメニューの設計を大幅に変更
- 先行利用ユーザーから最も多くの改善要望を受けていた「入力文字数の上限」を大幅に引き上げ
- 3つの会員ステータス(無料会員、noteプレミアム会員、note pro)に応じた利用条件を設定