クラシコムがファッションD2Cブランド「foufou」を子会社化 ライフカルチャープラットフォームの拡大へ

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2023/06/26 16:10

 ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」において、雑貨や衣類などの開発・販売、メディア運営などを行うクラシコムは、ファッションD2Cブランド「foufou(フーフー)」を2023年8月1日より子会社化することを発表した。なお、「foufou」は現状、株式会社ステイト・オブ・マインドの事業であり、吸収分割により「foufou」事業を承継する会社を設立し、その全株式を取得する形での子会社化となる。

左:クラシコム取締役 佐藤友子氏/中央:foufou デザイナー マール・コウサカ氏/右:クラシコム代表取締役社長 青木耕平氏
左:クラシコム取締役 佐藤友子氏
中央:foufou デザイナー マール・コウサカ氏
右:クラシコム代表取締役社長 青木耕平氏

 「foufou」は、2016年にデザイナーであるマール・コウサカ氏が設立したファッションブランド。SNSを効果的に活用したEC販売を主軸にしたD2Cでありながら、全国各地で商品を販売前に試して予約できるリアルイベント「試着会」を開催。2022年には東京・祐天寺に実店舗をオープンするなど、ウェブ上にとどまらない展開を行ってきた。「健康的な消費のために」をブランドコンセプトとし、創業から継続してほぼ100%を定価販売。廃棄もほぼゼロを実現している。

 「北欧、暮らしの道具店」と「foufou」では、世界観を表現するコンテンツを多様なエンゲージメントチャネルで発信することで顧客とつながる「ライフカルチャープラットフォーム」を形成している点で同様の特徴をもつ。

 仕入商品とオリジナル商品の両方に取り組み、セレクトショップのようにさまざまな商品構成で成長してきた「北欧、暮らしの道具店」に対し、プロダクトブランドとして確立した「foufou」が仲間入りすることにより、新たに海外進出や卸売業などの展開に可能性を見据えながら、クラシコムの培ってきたマーケティングや効率的な事業運営などに関するノウハウを活用し、ともに成長するシナジー創出を目指す。

foufou マール・コウサカ氏コメント

たった1人、私の数着の手作りの服から始まった「foufou」は、今年で7周年を迎えます。ブランドを始めた時に「1着の服が売れたんだから、もしかしたら100着売れるかもしれない」と思ったことがあります。そして10周年を目前にした今は、「ブランドが10年続くことがあったら、もしかしたら100年続くかもしれない」と思っています。

より良く、より長く続けていくには、「foufou」をこれまで以上に首尾一貫したブランドとして作っていかなければならない。そのために組織の内側から「foufou」としての理想や姿勢に基づいた仕組みを作っていきたいと強く思います。

クラシコムは美学をもってフィットする働き方、生き方を体現する会社です。商売を続けていると、自分が「美しくないな」と感じる瞬間も少なからずあります。そんな時も自分の理想を崩さずにいられたのは、ずっと先を走っているクラシコムという会社の存在があったからだと思います。まだ朧げで歩みながら手探りし続けなければならない未来を、一緒に目指すというよりも、一緒に“悩み続け模索し続けてくれる”のはクラシコムだと信じています。

これまで作ってきたfoufouらしさを、経営という視点でも体現してクラシコムの世界にもポジティブな影響を与えられる存在になりたいです。

より良い10年目、そしてその先を目指していきます。変わり続けるfoufouを暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。

クラシコム 代表取締役社長 青木耕平氏コメント

今回、「foufou」に仲間入りしていただきたいと思うに至ったのには、プロダクトブランドであることの可能性、魅力的なリーダーと世界観、クラシコムのミッションやカルチャーとの親和性など様々な理由がありますが、何よりも私自身が店舗や試着会に足を運んで目の当たりにした「foufou」のお客さまの存在がありました。

「自分自身を労り、喜ばせる」ことに自然と関心を持ち、周囲の同じ世界を愛する人たちへの気遣いや喜びの共有をされる様子を前に、ぜひこのお客さまのコミュニティに対して貢献したい、という自然な動機を持つことができたことが背中を強く押すことになりました。

今は何より「foufou」という卓越した世界観を持ち、健やかに成長しているブランドが共に歩める仲間に加わったことにワクワクしています。 今後のクラシコムとfoufouのチャレンジにご期待ください!