クリエイターエコノミー協会、UUUM、グーグル、noteらが参画する「誹謗中傷対策検討会」を設置

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2023/06/30 12:00

 クリエイターエコノミー協会は、多様なステークホルダーが参画する「誹謗中傷対策検討会」を設置したと発表した。

 同検討会は、クリエイターの活動を支えるプラットフォームから、グーグル・note、所属クリエイターの誹謗中傷対策に取り組んできたUUUM・ANYCOLOR・カバー、誹謗中傷問題の有識者である国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授 山口真一氏で構成されている。それぞれの立場から意見を交換し、現状を学び合い、ともに課題に取り組んでいく。

 同協会と三菱UFJリサーチ&コンサルティングが共同実施した調査では、クリエイターの4人に1人が誹謗中傷を受けた経験があると回答しており、誹謗中傷は大きな社会問題となっている。総務省が有識者会議を立ち上げて対策を検討しているなか、クリエイターの活動拠点となるプラットフォームや、多くのクリエイターを抱える企業など、さまざまな立場のステークホルダーもこの問題に取り組んでいる。

 さらなる改善を進めるためには、業界の垣根を超えた連携や、一般の方々への啓発活動が必要となる。そこで、同協会が主体となり「誹謗中傷対策検討会」を立ち上げることとなった。

 今後は、本検討会を起点に各ステークホルダーと連携を深め、さまざまな活動を通じて、啓発活動に取り組んでいく。そして、本検討会の取り組みに賛同・協力してもらえる企業や団体、クリエイターへと、活動の輪を広げていく。

 同協会は今後もクリエイターの活動支援をはじめ、クリエイターエコノミーの普及・促進および活性化に向け、各ステークホルダーと協力しながら幅広い視点でアクションを実施していく。