小学館、VRを活用したバーチャルエンターテイメント事業に参入 VIRTUAL LIVE ARENAプロジェクト始動

　小学館とLATEGRA（ラテグラ）は、本格VRでエンターテイメント体験ができるバーチャルライブアリーナを共同開発した。第1弾のプログラムとして、小学館のマンガアプリ「マンガワン」をはじめとして大人気連載中の作品『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い＠comic』（原作／猿渡かざみ氏、キャラクター原案／Aちき氏、漫画／鉄山かや氏）の世界観を体験できるVRコンテンツ「しおあま Virtual LIVE 桜華祭編」を2023年内にリリースする。

バーチャルライブアリーナ（VLA）について

　XR技術を得意とするLATEGRAと豊富なコンテンツを持つ小学館がタッグを組んで生まれた、さまざまなVRのエンターテイメントコンテンツを配信するプロジェクト。VLAサービスの概要は、次のとおり。

1. ヘッドマウントディスプレイやゲーミングPCで体験可能な本格VRサービス　※VRデバイスを持っていないライト層向けには、動画コンテンツとしても別途配信
2. アバターで、複数人同時にコミュニケーションをとりながらイベントに参加可能
3. サービス内にてデジタルグッズやチケットを販売し、無料／有料イベントを開催

しおあま Virtual LIVE 桜華祭編について

　「しおあま Virtual LIVE 桜華祭編」は、『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い＠comic』の作品内の教室や公園、カフェなどいくつかの印象的なシーンのなかで、主人公「佐藤さん」の踊ってみた風のダンスをファン同士で楽しむことができたり、佐藤さんとユーザーふたりでカフェのなかでスイーツを楽しみながら写真撮影ができたりと、ここでしかできない体験ができるコンテンツ。

　体験シーンは全5曲で構成。女性アーティストグループ「Re-riza（リライザ）」とコラボし大人気配信中の楽曲『あまあま』ほか、今回のプロジェクトをきっかけにさまざまなアーティストとのコラボが新たに実現した。