LINEヤフーとアドビは、クリエイティブな創作活動の支援を行うため、2023年10月に協業を発表した。
LINEヤフーが展開するビジネスやエンターテインメント領域において、あらゆるスキルレベルのクリエイターを対象に取り組みを強化する一環として、「Adobe Express」との連携を開始する。
「Adobe Express」の計470点以上の豊富なテンプレートや生成AI機能を活用し、「LINE広告」や「LINE公式アカウント」のクリエイティブを手軽に作成・編集が可能に
「LINE Creative Lab」上で「Adobe Express」を開き、「LINE広告」や「LINE公式アカウント」などのビジネス向けサービスで使用するクリエイティブ画像や動画を手軽に作成、編集、保存して、各サービスへ入稿できるようになる。
たとえば「LINE広告」では、「Adobe Express」内にある「LINE広告」専用の200点以上のテンプレートを活用してクリエイティブを作成でき、「LINE広告」の管理画面に直接登録することができる。
また「LINE公式アカウント」では、リッチメニュー・リッチメッセージ用の約240点以上のテンプレートの中から素材を選択し、編集機能を活用することで、簡単にクリエイティブを作成することが可能。
なお、これらのテンプレートは「LINE Creative Lab」を利用していれば、基本無料で利用することができる。(一部の素材は「Adobe Express」プレミアムプランのみの利用になる)
今回の連携によって、デザイナーのいない企業や、運用担当者がクリエイティブ作成を行っている企業など、誰でも簡単に質の高いクリエイティブ作成が可能になり、これまでのデザイン創作における工数の削減や、質の底上げに貢献する。
「Adobe Express」内にあるテンプレート一例
今後両社は、クリエイティブ発展のためのノウハウの相互共有、コミュニティの共創やコンテスト開催など、クリエイターのあらゆる活動プロセスにおいて支援を実施していく。
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