GMOインターネットのAI画像生成サービス「ConoHa AI Canvas」、利用可能なWebUIとして「ComfyUI」提供開始

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2025/03/12 08:00

 GMOインターネットグループの、GMOインターネットが提供するAI画像生成サービス「ConoHa AI Canvas」は、新たに利用可能なWebUIとして「ComfyUI」の提供を開始する。

 「ConoHa AI Canvas」は、Stability AI社の最新画像生成AI「Stable Diffusion XL(SDXL)」をウェブブラウザ上で簡単に利用できるサービス。今回の「ComfyUI」提供により、画像生成に必要な各機能を視覚的に配置し、組み合わせることでワークフローを構築するという、自由度の高いAI画像生成が可能となる。

 また、「ConoHa AI Canvas」では、より多くの人が高度なAI画像生成サービスを気軽に利用できるよう、2025年3月1日(土)から料金プランを改定した。月額1,100円(税込)のエントリープランでは、最大10時間までWebUIを利用できるほか、より長時間の利用が可能な上位プランも用意している。

 これにより、初級者から上級者まで、ニーズに応じて好みのWebUIや料金プランを選択できるようになり、より快適で柔軟なAI画像生成環境を楽しめるようになる。

「ComfyUI」概要

 「ComfyUI」は、「Stable Diffusion」を簡単に操作できるビジュアル型のGUIツール。画像生成に必要なそれぞれの機能を「ノード」と呼ばれるひとつのブロックとして視覚的に配置し、さまざまなブロックを線でつなぐようなインターフェースを持つ。これにより、複雑な画像生成のプロセスを視覚的に整理して、直感的に設定、生成を実行できるのが特徴。通常、「ComfyUI」を利用するためにはGitHubから手持ちのPCへダウンロードし、インストール・セットアップの作業が必要となるが、「ConoHa AI Canvas」ではインストール不要で、ウェブブラウザ上で手軽に利用することができる。

「ConoHa AI Canvas」における『ComfyUI』の利用画面イメージ
「ComfyUI」利用画面イメージ

「ComfyUI」提供の背景

 「ConoHa AI Canvas」では、2024年8月1日のリリース以来、「AUTOMATIC1111」をWebUI として採用し、誰でも簡単に、インストール不要、ブラウザのみで画像生成を楽しめる環境として提供してきた。一方、最新技術への対応の速さや、設定を簡単に共有できるなどの特徴から「ComfyUI」の利用が急速に拡大している。こうしたニーズに応え「ConoHa AI Canvas」では「AUTOMATIC1111」に加え、「ComfyUI」にも対応することで、初級者から上級者のまで、最適なWebUIを選択できるようになり、より便利にAI画像生成を楽しめるようになる。