マンガを半年に1回以上読む人のWEBTOON閲覧、週1以上は日本35%、米国・韓国は6割超/MMD研究所調査

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2023/09/19 06:30

 MMDLaboが運営するMMD研究所は、GMOリサーチが提供する海外パネルを利用し、予備調査では日本、アメリカ、韓国に住む20歳〜39歳の男女、本調査では半年に1回以上マンガを読むもしくはアニメを見る人を対象に「日米韓3ヵ国比較:マンガ・WEBTOON・アニメに関する動向調査」を実施した。今回は第2弾のマンガアプリ・WEBTOON編が発表された。

アプリでマンガを読む割合とブラウザでマンガを読む割合

 予備調査から抽出した、半年に1回以上マンガを読むもしくはアニメを見る調査対象者に、マンガを読む頻度を聞いたところ、半年に1回以上読むと回答したのは日本(n=484)が82.9%、アメリカ(n=452)が78.6%、韓国(n=475)が89.1%。

 次に、半年に1回以上マンガを読む調査対象者に、マンガを読む方法を聞いたところ(複数回答可)、「アプリ」は、日本(n=401)が58.6%、アメリカ(n=355)が72.5%、韓国(n=423)が76.2%となった。「ブラウザ」は、日本(n=401)が31.1%、アメリカ(n=355)が70.8%、韓国(n=423)が71.9%だった。

利用経験のあるコミックアプリ・サービス

 マンガをアプリもしくはブラウザで読む日本の調査対象者に、利用したことがあるコミックアプリ・サービスを聞いたところ(複数回答可)、「LINEマンガ」が42.2%ともっとも多く、次いで「ピッコマ」が40.2%、「少年ジャンプ+」が40.0%となった。

 マンガをアプリもしくはブラウザで読むアメリカの調査対象者を対象に、利用したことがあるコミックアプリ・サービスを聞いたところ(複数回答可)、「Marvel Unlimited」が63.4%ともっとも多く、次いで「WebComics -Webtoon & Manga」が45.4%、「WEBTOON」が41.7%となった。

 マンガをアプリもしくはブラウザで読む韓国の調査対象者に、利用したことがあるコミックアプリ・サービスをたずねたところ(複数回答可)、「네이버 웹툰(Naver Webtoon)」 が 88.2%ともっとも多く、次いで「카카오웹툰(KAKAO WEBTOON)」が58.1%、「투믹스(TOOMICS)」が22.9%となった。

週1回以上読むマンガ形式

 マンガをアプリもしくはブラウザで読む調査対象者を対象に、縦読み形式(WEBTOON)のマンガを読む頻度を聞いたところ、週に1回程度以上読む割合は、日本(n=284)が35.7%、アメリカ(n=292)が64.6%、韓国(n=404)が67.0%となった。

 続いて、横読み形式(従来型)のマンガを読む頻度を聞いたところ、週に1回程度以上読む割合は、日本(n=284)が64.5%、アメリカ(n=292)が63.9%、韓国(n=404)が37.6%となった。

興味のあるマンガタイトルを読みたい形式

 半年に1回以上マンガを読む20歳~39歳男女(日本401人、アメリカ355人、韓国423人)を対象に、興味のあるマンガタイトルを読みたい形式を聞いたところ、「縦読み形式(WEBTOON)で読みたい」と回答したのは、日本(n=401)が22.0%、アメリカ(n=355)が39.3%、韓国(n=423)が72.1%。「横読み形式(従来型)で読みたい」と回答したのは、日本(n=401)が78.0%、アメリカ(n=355)が60.7%、韓国(n=423)が27.9%だった。

調査概要
  • 調査期間:2023年7月18日~7月23日
  • 調査対象:予備調査…日本、アメリカ、韓国に住む20歳~39歳の男女/本調査…半年に1回以上マンガを読むもしくはアニメを見る人
  • 有効回答:予備調査…日本671人、アメリカ568人、韓国576人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施/本調査…日本484人、アメリカ452人、韓国475人 ※予備調査結果にもとづきウエイトバックを実施
  • 調査方法:インターネット調査