ヤマハ、オンライン遠隔合奏サービス「SYNCROOM」のiOS/iPadOS版アプリケーションを公開

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2021/07/06 05:00

 ヤマハは、離れていても自宅などから複数人でオンライン遠隔合奏を楽しめるサービス「SYNCROOM(シンクルーム)」のiOS/iPadOS版アプリケーションを公開した。

 同サービスは、インターネット回線を介して、複数のユーザー同士(最大5拠点)でリモート合奏ができるサービス。一般的なリモート会議システムやIP電話は、通話や会議を想定して設計されており、一定の音声の遅れが生じることから、高いリアルタイム性が求められる合奏には適していなかった。同サービスは、同社独自の低遅延音声データ伝送技術によってインターネット回線を介したオーディオデータの双方向送受信の遅れを極小化し、遠隔地間でも違和感のほとんど生じない快適なオンラインセッションを実現する。

 同社は、昨年6月から「Windows/macOS版 SYNCROOM」および、ベータ版サービスとして「Android版 SYNCROOM β」(Android版は研究開発中のサービスとなり、多種多様な端末での確認は十分にできていない。利用環境によって不具合などが発生するなど、セッションが成立しない場合もある)を提供してきたが、今回「iOS/iPadOS版 SYNCROOM」を公開した。iPhone/iPad/iPod touchにアプリケーションをインストールし、登録を行うことで、無料で利用することができる。