デザイナズ、デザインフィードバックプラットフォーム「DezaFee」ベータ版を公開

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2023/10/13 15:00

 デザイナズは、デザイナー同士が効率的にコミュニケーションを取るためのプラットフォーム「DezaFee(デザフィ)」のベータ版を公開した。フィードバックの積極的な活用により、DezaFeeはデザイン業界の課題解決とデザイナー個々の成長を促進する場として、その存在感を一層高めていくことを目指す。

DezaFeeの特徴

  • 同アプリケーションはオンラインで完結するので、どこでも・いつでもフィードバックを受けることが可能。
  • フィードバックをする人のなかで一定水準以上の経験をもつ優秀なプロデザイナーには認証バッジを付与することで、フィードバックを受ける側も安心して取引できる。
  • 3D・映像コンテンツ・SNSなど、あらゆるデザインカテゴリのフィードバックに対応。

ユーザーが直接的に抱える課題

  1. デザインの勉強方法がわからない
  2. 納品前のチェックをして欲しい
  3. デザインの正解がわからなくなった

 デザインの勉強方法がわからないと感じる人に、DezaFeeは理想的な解決策を提供する。同プラットフォームでは、経験豊富なプロデザイナーから直接フィードバックを受けることができる。これにより実践的な知識とスキルを身につけることが可能。

 納品前にプロの目でチェックしてもらいたいというニーズに、DezaFeeは応えます。同プラットフォームを利用することで、納品前の緊急時でも確実に質の高いフィードバックを受けることができます。これにより、クライアントに提出する前に作品の品質を高め、納品の信頼性を確保することができる。

 デザインの「正解」が何かわからなくなったという状況は、多くのデザイナーが経験する問題。DezaFeeでは、そのような不安や疑問を解消するために、多角的な視点からのフィードバックを提供する。経験豊富なプロデザイナーからの意見やアドバイスによって、自分自身のデザインが客観的にどのように評価されるのかを知ることができる。

新機能とアップデート

 ベータ版のリリースにより、DezaFeeはさらに使いやすく、多機能となった。開発段階では、デザインをフィードバックする側の審査を設ける予定だったが、デザインをフィードバックする側の審査を無くすことで、多くのユーザーがフィードバックする側になることができるように。またそのなかでも優秀な人には認証バッジを付与することで、フィードバックを受ける側も安心して取引できる。

ビジョンと目標

 DezaFeeは、デザイナーのスキル向上と年収増加を促進するプラットフォームとして、引き続き業界の課題解決に取り組んでいる。とくに、日本のデザイン業界における年収の低さとオンラインでのフィードバック環境の不足という問題に対して、具体的な解決策を提供していく。今回のベータ版のリリースは、その一環として行われている。

 同社は今後もユーザーの意見をもとに、サービスの拡充と改善を進めていく。さらに、企業とのパートナーシップを強化し、より多くのデザイナーにDezaFeeの価値を提供していく。具体的には、業界トップレベルのデザインスクールや企業とのコラボレーションを進め、DezaFeeをデザイン教育の一環としても活用できるようにする予定。