拡張現実モビリティ体験「HONDA XR Mobility Experience」をパノラマティクスとフロウプラトウが共同開発

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2024/03/02 12:15

 パノラマティクス、フロウプラトウは、Hondaとハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」とインタラクティブな映像コンテンツが連動する拡張現実(以下、XR)モビリティ体験を共同開発し、2024年3月10日(日)から3月13日(水)までアメリカ・テキサス州オースティンで開催される音楽・映画・テクノロジーを含む大規模カンファレンス&フェスティバル「SXSW 2024」にて世界初公開する。

 「HONDA XR Mobility Experience」は、Hondaがロボティクス研究で培った、座ったまま体重移動するだけで移動でき、両手が自由に使える着座型のパーソナルモビリティUNI-ONEを使って体験するスペシャルコンテンツ。パノラマティクスがプロデュース、フロウプラトウが企画・制作を担当し、UNI-ONEと緻密に連動するインタラクティブな映像コンテンツを開発。本コンテンツ参加者はVRヘッドセットを装着し、UNI-ONEに乗ることで、まるで大空を浮遊するような感覚や、現実世界では体験できない速度でハーフパイプを滑走しているような感覚など、視聴覚と身体感覚が連動した没入体験が可能となる。

「HONDA XR Mobility Experience」がもたらす体験

  1. UNI-ONEの仕組みとVRヘッドセットが連動することで可能になった、視聴覚と身体が連動した、全身で大空を浮遊するような独自体験
  2. UNI-ONEの乗車体験とVR空間を組み合わせることで可能にした、現実では体験できない速度でのハーフパイプ滑走体験

 本コンテンツは今後、Hondaがアメリカにおいて商業施設やテーマパーク、エンターテイメント施設でのXRモビリティ体験を通じ、XR領域へのさらなる可能性を提供することで、ユーザーニーズへの対応と事業性に関する検証、活用の広がりの検討を行っていく。

UNI-ONEの特徴

 UNI-ONEは、座ったまま体重移動するだけで移動でき、両手が自由に使える着座型のパーソナルモビリティ。Hondaのロボティクス研究から生まれたバランス制御技術と、前後・左右・斜め360度自由に移動できるHonda独自の車輪機構「Honda Omni Traction Drive System(オムニ トラクション ドライブ システム)」を採用している。座面を上下させることができるため、立っている人に接する際には座面を上昇させ、座っている人や子供と接する際には座面を下降させることで、まわりの人と目線を合わせて仕事をしたり、移動したりすることができる。