TBWA HAKUHODOのコンテンツラボ「DISCO」、映像ポストプロダクション領域を拡大

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2024/04/03 13:00

 TBWA HAKUHODOのコンテンツラボ「DISCO」は、TBWAが哲学・メソッドとして掲げる「Disruption(創造的破壊)」をコンテンツ制作へ加速させるべく、映像ポストプロダクション領域の提供価値を拡大し、コンテンツ制作の組織編成・強化する。

 TBWA HAKUHODOは、世界最高水準の「つくる場」を目指し、2019年にインハウス コンテンツラボ「DISCO」を立ち上げ、コンテンツの企画・脚本・撮影・編集・CGIの全工程を制作してきた。映像業界を取り巻く環境が大きく変化しているなかで「DISCO」は、TBWA HAKUHODO内のクリエイターと密に連携を取りながら、本質的でありながら高いクオリティとスピードを両立させるコンテンツ制作を行っている。

 CMやミュージックビデオのほか、テレビ番組、映画、YouTubeチャンネルなど多岐にわたって制作を行っており、廃棄されたホタテの貝殻を再生使用してヘルメットを作った「HOTAMET」、ボイスコマンド式公共トイレ「Hi Toilet」、NHKとの協業による音楽ドキュメンタリー番組「おかえり音楽室」、音楽業界の新たな仕組みを作ったYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」など、コンテンツの世界でまさにTBWA HAKUHODOが大切にしてきた哲学「Disruption」を体現してきた。

 さらに加速するため、映像ポストプロダクション領域を拡大していく。

 「DISCO」の領域拡大により、同社は、従来の映像制作の常識を破壊し、新たな価値を創造してクライアントのビジネスの成長に貢献する。

DISCOで活躍するプロフェッショナル

Film Editor 見田 伸夫氏

LAで映像編集を学び、2013年に東京へと活動拠点を移すと広告業界へ。TVCMを中心に、多くのブランド映像コンテンツを編集。2020年にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」初の無観客ライブ「THE FIRST TAKE FES」の映像編集を担当。 その他、NHK、UNIQLO、NISSAN、Adidasなどのブランディングに寄与するコンテンツを制作に携わる。近年のTBWA HAKUHODO受賞作のほとんど全てのプロジェクトムービーを制作。

Film Editor 臼杵 恵理氏

2023年にTBWAに入社後、ドラマをはじめ、映画、広告、音楽と様々なジャンルの編集を手がける。「今日から俺は!!」「武士スタント選坂くん!」「おかえり音楽室」「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」などの編集を担当。多くの映画、ドラマ等、映像コンテンツ業界の第一線で活躍するディレクターからも信頼を置かれている。

Motion Designer 住吉 清隆氏

Parsons The New School for Design @Graphic Designを卒業後、TBWA CHIAT DAY NYでキャリアをスタート。数多くのmotion graphicを手掛け、2018年から拠点を東京に移しTBWA HAKUHODOに入社。2019年に映像作家 100人 Japanese Motion Graphic Creatorsに選出される。2023年には国際的な視聴覚芸術の展覧会 Ambient Kyotoにて映像展示。坂本龍一さんをはじめとした日本を代表する音楽家5組の音楽に合わせた映像を制作。

DISCO ネーミング/コンセプト

「DISCO」には、次の3つの意味が込められている。

  • 「コンテンツをディスラプトする」という意味の「Disruption Contents」の頭文字。
  • 一般的に知られる『DISCO』は、元来、マイノリティの社交場として始まり、カルチャー発信の場として発展してきた歴史を持つ。
  • TBWA HAKUHODOのオフィスは、伝説のDISCO「ジュリアナ」の跡地にある。『DISCO』の持つカルチャー発信の場を引き継ぐという意味を同時に表している。