Googleがクラウドゲームサービス「Stadia」を閉鎖 その背景にあった落とし穴を探る
2022/11/28 08:00
Googleはコスト削減の一環で、2019年にローンチしたゲームサービス「Stadia」を閉鎖することを明らかにしました。同サービスは、クラウドベースのゲームストリーミングサービスで、ソニーのPlayStation Plus、AmazonのLuna、マイクロソフトのXbox Cloud Gamingなどに並ぶことを期待し運営されてきましたが、ユーザー数の獲得が思ったようにいかなかったことが閉鎖の理由のようです。Stadiaのサーバーは来年2023年1月18日にシャットダウンされるとのこと。このほか、Googleはコスト削減の一環として、同社のラップトップPixelbookの最新版の開発を取りやめたほか、開発チームを解散、また社内インキュベーター「Area120」の予算を削減するなどさまざまな施策を実行中です。今回は、Googleのゲーム事業Stadiaが上手くいかなった理由を探るとともに、現在も進められているコスト削減取り組みの最新動向を追ってみたいと思います。