ユーザーへのリーチを増やすために活用したい! InstagramにおけるGIFスタンプの基本と制作のコツ

ユーザーへのリーチを増やすために活用したい! InstagramにおけるGIFスタンプの基本と制作のコツ
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 広告におけるクリエイティブノウハウを解説していく本連載では、アイディアを考える際に基本となる「メディア」、「コンテンツ」、「ターゲット」にそれぞれ焦点を当てていきます。第14回では、InstagramにおけるGIFスタンプ活用についてお伝えします。

 はじめまして!D2C Rでクリエイティブプランナーをしている井口萌香です。

 今回は、InstagramGIFスタンプ×クリエイティブについてお伝えします。InstagramのGIFスタンプはとくに若年層に向けた商材や訴求と相性が良いため、GIFスタンプの効果や作成する際のポイントなどについて一緒に考えていければと思います。Instagramを活用し、若年層へ商材の認知を行っていきたい方に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

「InstagramのGIFスタンプ」とは

 まずはInstagramのGIFスタンプの基本についておさらいしていきましょう。そもそも「GIF(ジフ)」とは画像ファイルのフォーマットの一種で、jpegやpngと同じジャンルです。簡単なアニメーションやいくつかの写真を組み合わせて作成することが多く、動画よりはパラパラ漫画に近いです。

 そのうえで「GIFスタンプ」とは、Instagramのストーリーズ機能で使用することができるスタンプのことを指します。基本的には、ストーリーズで写真をシェアする際、デコレーションとして使用されます。

 最近では「大人かわいいGIF5選!」「おすすめのGIF加工例」といった特集がInstagram上で組まれていたり、ストーリー上で、友人の誕生日を祝う際にGIFを使用する若年層も増加しています。

企業がGIFスタンプを作成するメリット

 ではなぜ、GIFスタンプを作成すると良いのでしょうか。企業がInstagramのGIFスタンプを作るメリットは「商材認知度の向上」だと言えます。

 Instagramのユーザーに自社が作成したGIFスタンプを利用してもらうことができれば、当然そのユーザーのフォロワーにもGIFスタンプを目に留めてもらえます。もしスタンプを見たユーザーが、自分も利用してみたいと感じたならば、きっとスタンプを利用していた友人に尋ね、検索してくれるはず。もちろんスタンプを見た人全員が検索するわけではないと思いますが、自社アカウントのフォロワー以外のユーザーにリーチできる手段は多いに越したことはありません。

 GIFスタンプの利用が広まれば、必然的に企業としての認知度も高まっていく。ここに企業が自社のGIFスタンプを作成するメリットが詰まっています。

プレスリリースを参考にD2C Rで図版を作成したもの

プレスリリースを参考にD2C Rで図版を作成したもの。

 さらにストーリーズの利用年代を見てみると、10代のストーリーズ利用が圧倒的に高いことがわかります。くわえて、InstagramへのGIF登録に関して費用はかかりません。広告配信やイベント実施、テレビCMの放映とは異なり、GIFスタンプはデザインさえあれば登録から配信まで無料で行えるため、非常に費用対効果の良い認知施策と言えるでしょう。

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