ソニーネットワークコミュニケーションズ、ウェブサイト制作支援サービス「ウェブビルダー」提供開始

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2023/03/03 08:00

 ソニーネットワークコミュニケーションズは、ウェブサイト制作支援サービス「ウェブビルダー」を提供開始した。「ウェブビルダー」は、ノーコードで直感的に操作できるCMS(コンテンツ管理システム)の提供と、初期構築を同社の専任ディレクターが伴走して支援するハイブリット型サービスとなっている。

 従来のウェブサイト構築では、初期導入に時間やコストがかかるため利用開始までのハードルが高く、ウェブサイト構築のスキルも一定程度求められる。そのため、特に経験の浅いウェブ担当者にとっては負担の大きい作業となっている。

 今回提供を開始する 「ウェブビルダー」は、ノーコードでCMSの操作ができる使いやすさに加えて、実績豊富な専任ディレクターが初期構築を行うため、ノンスキルでも容易にウェブサイトを制作することが可能となる。

 同サービスのおもな特徴は、次のとおり。

専任ディレクターに初期構築をおまかせ

 通常ゼロベースでウェブサイト構築を始める際には、要件整理やデザインの決定など、事前にやるべきことが多く存在する。そのため、検討に時間を要したり、目的が不明瞭となり、求める成果が出せないサイトができあがったりすることも少なくなかった。

 同サービスでは、導入企業が専用のオーダーシートを記入し、画像・テキストを準備すると、ウェブサイト制作の経験豊富な専任ディレクターが初期構築を開始。オーダーシートを用いて要件を整理したうえで、約100種類の豊富なテンプレ―トから目的と用途に合ったデザインを選択する。デザイン見本であらかじめ仕上がり例を確認できるため、完成イメージを把握しながら開発を進めていくことができる。

 初期構築完了後は、ディレクターが運用手順をレクチャー。CMSの操作方法に加え、20年以上ウェブ業界に携わってきた同社が持つコンテンツ制作の知識を提供するため、導入企業のナレッジ蓄積にも役立つ。

テンプレート選択画面
 
初期構築の流れ
初期構築の流れ

運用フェーズでの操作も容易

 「ウェブビルダー」が提供するCMSは、ウェブサイトの知識がない人でも安心して容易に使用できるツール。直感的な操作で要素を組み合わせてページを構成したり、SNSやブログサービスのような操作感でコンテンツを編集・追加したりすることが可能となっている。ソースコードで構築したページの場合は修正作業に手間がかかるが、CMSでは画面上からワンクリックで行えるため、時間や費用などを抑えて効率的にサイトを運用できる。

 初期構築で制作したページをコピーすることも可能なため、商品紹介やインタビューコンテンツなどページの量産も容易に実現できる。

ページ編集画面
ページ編集画面

充実の機能

 「ウェブビルダー」が提供するCMSでは、導入企業がスムーズにサイト運用を自走できるよう豊富な機能を取り揃えている。バナー作成やアクセス解析などサイトコンテンツの拡充や効果測定のために必要な機能を搭載している。

バナー作成画面
バナー作成画面

提供内容

ウェブサイト初期構築

1~30ページまで専任ディレクターがページを構築(※プランにより対応範囲が異なる)

CMS

編集・作成、運用管理、集客・解析の各種機能を利用可能

ウェブサーバー

公開容量300GBのウェブサーバーを利用可能