人の目からシステムへ カルビーが取り組む、校正“作業”を減らすためのDXとは

人の目からシステムへ カルビーが取り組む、校正“作業”を減らすためのDXとは
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2022/09/07 08:00

 昨今、DXという言葉をビジネスシーンで耳にする機会も増え、多くの企業がその取り組みを加速させている。「じゃがりこ」、ポテトチップス、「かっぱえびせん」などの商品をもつカルビーも例外ではない。そんな同社の取り組みのひとつが、商品パッケージにおける校正作業の一部を自動化するシステム「CAPS(Calbee Automatic Proofreading System)」の導入だ。パッケージに記載されている原材料やアレルゲンなどの情報は、法令順守や消費者の健康を守るためにミスが許されないからこそ、人数をかけ、人の目で細かくチェックする“作業”が発生していた。本取り組みは、そういった“作業”に膨大な時間がかかる状況を改善するためにスタートしたもの。その背景や具体的なアクションについて、カルビー株式会社 DX推進部 部長 森山正二郎さんに話を聞いた。

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