ブランディングにおけるマンガの強みと“日本”でコンテンツをつくる強さとは 京都芸術大学・矢野教授に聞く

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2024/06/20 08:00

 美術工芸、情報デザイン、舞台芸術、映画など、芸術に関わる領域を幅広くカバーする京都芸術大学。近年、卒業生の3人にひとりがプロのマンガ家として生計を立てているのが、キャラクターデザイン学科のマンガコースだ。その学科長をつとめる矢野浩二教授は、IT企業に入社後、事業企画や経営企画本部長を歴任したあと独立。映像やウェブ制作、舞台演出を手掛けるなど自らもクリエイターとして活動しながら、さまざまな企業のブランディングに携わってきた人物だ。そんな経歴をもつ矢野教授がなぜマンガに魅力を感じたのか。マンガが持つ力とはなにか。コンテンツづくりの場としての“日本”とは――。今回はマンガコースの「キャリアマネジメント」講義内で行った公開取材の様子をお届けする。

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