[後編]なぜその言葉なのか、どう浸透させるのか 富士フイルム新パーパス策定をデザインセンター長が語る
2024/11/11 08:00
会社として過去最多となる27製品が「iFデザイン賞2024」を受賞。2024年度グッドデザイン賞では37製品が「グッドデザイン賞」を受賞し、企業としての受賞数は全受賞企業のなかでもトップ。かつ最多受賞は6年連続を記録。デザイン賞の記録からもわかるように、近年大きな存在感を示しているのが富士フイルムだ。写真フィルムの会社として知られていた同社だが、現在ではカメラや医療機器、複合機、化粧品など、現在では多岐にわたる製品やソリューションを展開。そんな富士フイルムで、約100名が所属するデザインセンターを率いているのが堀切和久さんだ。後編では、2024年に90周年を迎えた同社が新たに制定した「パーパス」にフォーカス。策定するまでの議論やそのプロセス、言葉に込めたこだわりなどついて話を聞いた。