GMOグローバルサインら、「Azure IoT Hub」へのIoTデバイス登録ソリューション提供開始

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2020/04/03 15:55

 GMOグローバルサインは、インフィニオン・テクノロジーズ社と連携。IoTデバイス管理の「Azure IoT Hub」および「Azure IoT Hub Device Provisioning Service」へのIoTデバイスの登録をセキュリティの脅威から保護し、簡素化するソリューションを提供開始する。

 同ソリューションを利用することで、インフィニオン社のオンプレミス認証局から発行された電子証明書を、半導体チップにあらかじめ組み込むことが可能に。この半導体チップを搭載したIoTデバイスはセキュリティの脅威から保護されているとともに、シームレスにAzure IoT HubおよびDPSへの登録が可能となるため、よりシンプルな管理・運用を実現することができる。

 同社が提供しているIoTデバイスのIDライフサイクルを包括的に管理できるサービス「IoT IDプラットフォーム」とTPM(Trusted Platform Module:ユーザー・機器認証やセキュアなストレージを提供する国際標準規格に則ったセキュリティハードウェア)によって接続された、インフィニオン社のオンプレミス認証局から発行された電子証明書が半導体チップに組み込まれる。

 これらの半導体チップはインフィニオン社によって製造され、IoTデバイスに組み込まれる際、IoT IDプラットフォーム内のIDライフサイクルを一元管理できる機能「IoT Edge Enroll」によって、Azure IoT HubおよびDPSへシームレスに登録できる電子証明書に更新される。

 なお、複数のIoTデバイスを登録する際にも、各電子証明書がシームレスに登録できるものに更新されるため、時間と手間を削減することが可能となる。