ネイキッドは、「ONE TOYOSU」プロジェクトのメンバーとして、東京都が主管するプロジェクションマッピングに係る屋外広告規制の取扱基準(案)に伴う、大規模なプロジェクションマッピング実証実験に参画する。
ONE TOYOSUは、日本ユニシスグループのエイファスが、企画立案したプロジェクト名称。「それぞれの想いを一体感ある感動体験で豊洲をひとつに」をコンセプトに、2020年を目標に豊洲のナイトライフを彩るアイコンのひとつとして、居住者・来街者・訪日客の誰もが安心安全に楽しめるエンターテイメントの確立を目指す企業が集まった。
今回の実証実験では、その都市を演出する取り組みの一環として、日本ユニシス本社ビル(江東区豊洲1-1-1)の壁面を活用し、広告宣伝映像としてプロジェクションマッピングを投影する。
日本ユニシス本社ビルに映し出すこの実証実験は、屋外広告への規制が厳しい東京都内における、大規模なプロジェクションマッピングメディア化の実現に向けて大きなアプローチとなる。この検証データは東京都と共有し、安全安心で、地域住民がワクワクするような豊洲の未来の街づくりを目指す。
ネイキッドでは、これまでも東京の街を舞台としたアート空間体験型イベント「TOKYO ART CITY BY NAKED」を渋谷や台湾などで開催し、「都市のメディア化」に向けて演出する取り組みを行ってきた。今回の実証実験も「都市のメディア化」の取り組みの先行事例として、参画している。
また、大阪府堺市「子どもアートプロジェクト」や佐賀県「アート県庁プロジェクト」など様々な街づくり演出を手がけており、今後も新たな都市や街づくりの演出に取り組んでいく。
実証実験概要
会場:日本ユニシス本社ビル (江東区豊洲1-1-1)
日時:2019年8月下旬
時間:19:30~21:30頃
検証内容
- 交通安全性(信号機、道路標識などの効用阻害または運転者への幻惑)を定点カメラ、車載カメラで確認(アイトラッキング検証も予定)
- 街並み、景観への影響や投影の障害物(立地場所に隣接する景観への影響)
- 近隣住民の反応(アンケート)
- プロジェクターの性能(投影範囲、色彩RGB、角度、距離、文字サイズなど)
- ビル内の明るさ(照明、カーテン、ブラインドなど)