りそなホールディングス(以下、「りそなHD」)は、デジタル分野における戦略的業務提携を通じて、めぶきフィナンシャルグループ(以下、「めぶきFG」)にバンキングアプリの基盤を提供していく。めぶきFG傘下の常陽銀行と足利銀行は、りそなHDとの共同開発を経て、それぞれの個人の顧客向けに「常陽バンキングアプリ」および「足利銀行アプリ」の取り扱いを開始した。
「常陽バンキングアプリ」および「足利銀行アプリ」は、「りそなグループアプリ」が有する優れたデザインやシンプルな操作性をそのまま、両行向けにカスタマイズ。りそなHDとめぶきFGは今後も共同開発を継続し、さまざまな機能追加や継続的な改善を順次実施していく。
りそなHDとめぶきFGは店舗とバンキングアプリのどちらでも同様のサービスを受けられる新たな顧客体験の実現に向けて、店頭セルフ端末を通じたバンキングアプリの店頭展開においても協業を加速させていく。業務プロセスの見直しも同時に行うことで、店舗を事務中心の場からコンサルティングの場へ変える新たな店頭スタイルの確立を目指す。
りそなHDは同件を機に常陽銀行および足利銀行からマーケティング人材を受け入れる。バンキングアプリを通じて得たデジタルマーケティングやデータ分析の知見を共有することで、引き続きノウハウの向上に努める。
2021年4月以降には「常陽バンキングアプリ」および「足利銀行アプリ」への機能追加も行い、継続改善体制をめぶきFGと共同で構築・運用を開始していく。