クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータは、クリエイターやメディア産業、さらに企業内オウンドメディア担当者などを対象に、いつでもどこでも、セキュアなデータ共有と安全な大容量データバックアップ、メタバースとNFTの高まりにより主流となったデジタルクリエイターのために設計され、AI活用を見据えた検索用メタタグの付与および管理機能を搭載したデータドリブンメディアDXソリューション「AOS MediaDX」を販売開始した。
Web3に対応したクリエイターの安全なデータ共有管理と、検索性強化の必要性に応える
動画、メタバースやNFTなど、クリエイターやメディアが扱うデータが多数化および巨大化し、社内外の関係者と安全かつ効率的なデータ共有や、クリエイターの権利保護、検索性の強化、大容量データのバックアップや長期保管など、データ共有や管理に関するさまざまな課題も顕在化している。クリエイターやメディア産業、さらに企業のオウンドメディア担当者などのデータの課題解決を目指し、AOSBOXで蓄積したコア技術やNFT関連技術をもとに「AOS MediaDX」が開発された。
同ソリューションの概要は、次のとおり。
効率性とセキュリティの両立:厳格なアクセス権限管理による、多様な関係者への安全で柔軟なデータ共有
「AOS MediaDX」は、著作権保護の必要な機密性の高いデータを、セキュリティが強化された厳格な権限管理により、多様な社内外の関係者に高いセキュリティを保持したまま共有でき、効率性とセキュリティを両立することで、クリエイターの生産性の向上と権利の保護を実現。
エンドツーエンドの暗号化が組み込まれており、共有されたファイルでもデータにアクセスできるのはアカウントの所有者および権限を設定された対象のみで、システム運営者が該当データにアクセスすることはできない。
作品や素材への検索用メタデータ付与によるデータ検索性の強化と、利活用性の向上
同ソリューションの大きな特徴は、検索用メタデータを、用途に応じてデータに付与および管理できる機能。各ファイルタイプの特性に応じたメタデータを付与することで管理・検索を容易にし、クリエイターのデータ検索の時間や工数を大幅に削減する。
ビューアーアプリのインストールが不要でブラウザだけで動画を含めたファイルの閲覧を可能となり、生産性向上
ファイルビューアー機能により、Adobeなどクリエイターがよく使うファイル形式のクラウド上に保存されたデータを、Webブラウザ上でダウンロードすることなく閲覧が可能。手元のPCにアプリケーションがインストールされていなくても閲覧できるため、関係者は容易にデータ内容を確認することができる。
クラウド環境におけるセキュリティとコンプライアンスの保持
暗号化および監査機能システムなどを備え、機密性を求められる重要情報なども安全に保護し、クラウド環境におけるセキュリティとコンプライアンスを維持することが可能。
10世代までのバックアップ機能、および大容量長期保管向けアーカイブシステム機能を備える
すべてのファイルのバージョン管理と追跡
社内外のファイルのバージョン管理を正しく行う。ファイルを最大10世代まで保存できるため、ファイルの上書きによるデータ喪失にも対応可能。10世代すべてのバージョンを復元することができる。
長期保存向けストレージで膨大なメディアファイルの保存に対応
メディア業界の、長期間かつ大容量の写真、動画、ドキュメントなどのデータを、自動的にバックアップしながら、クラウド上に安全にかつ低コストで保存ができる。各過程で生成される数千、数万枚の画像ファイルや動画ファイルが入っているフォルダをそのままの構造で保存することができるため、膨大なデータを安全かつ体系的に管理することができる。