コミュニケーション変革をクリエイティブで実現するアマナは、コクヨと、ホワイトボードのように描くことができるアート「ARTBOARD(アートボード)」を共同開発した。
ウィズコロナにおける新しい働き方として「ハイブリッドワーク」が注目されるなか、オフィスワークには、ふとしたきっかけで始まる雑談や偶然出会った相手とのコミュニケーションによって、新たな気づきやクリエイティビティが刺激される利点がある、といった声が聞かれる。またオフィス空間においては、空間自体に彩りを与え、発想やコミュニケーションを活性化する手段として、オフィスアートに注目が集まっている。このような背景を基にコクヨとアマナは、クリエイティブなコミュニケーションを意図するアートソリューションの第1弾として「ARTBOARD」を開発した。
「ARTBOARD」の開発においては、アマナが独自に開発したEmotional Scale(エモーショナルスケール)をベースに、モチーフや構図、色などの視覚的な情報だけでなく、感性を表現するトーンやテイストを加味した画像選出のガイドラインを作成。空間の機能からお選びいただけるラインナップを用意。形状は正方形(900×900mm)、長方形(900×1800mm)、丸形(直径900mm)、楕円形(900×1800mm)の4種類、アートデザインはそれぞれ16種類となっている。
また、アマナの美術プリント工房FLAT LABO(フラットラボ)が、プリントから壁掛け仕様の加工に至る製品化の工程を担当。アートとして鑑賞する美しさに加え、ホワイトボードのように文字や図形を書き込むことができ、使い心地の良い機能を持たせた作品に仕上げた。
両社は、今後もワークシーンでの体験を豊かにするアートソリューションの研究・開発を推進していく。
「ARTBOARD」の発売について
同製品は、2022年11月上旬にコクヨから発売予定となっている。