monopo Tokyo、クリエイティブエージェンシー主導のイベントプロダクション専門チームを発足

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2023/02/16 12:00

 東京・ロンドン・ニューヨークにオフィスを展開するグローバルクリエイティブエージェンシーのmonopo Tokyo(以下、monopo)は、ロンドン出身で、さまざまなグローバルエージェンシーで15年以上ブランドプロデュースをリードしてきたAdam Dawson氏をメンバーに迎え、クリエイティブエージェンシー発想のイベントプロダクション専門チーム「Brand Activation」を発足したことを発表した。

Adam Dawson氏
Adam Dawson氏

 「Brand Activation」は、リアルイベント単体での実装のみならず、デジタルコミュニケーション、マスプロモーションも統合したインテグレーテッドコミュニケーションサービスを強化し、日本を起点にしたグローバルブランドのイベント開催(アジア・ヨーロッパ・北米圏)を、よりスムーズに、ダイナミックにプロデュースできるバイリンガルチームである。

よりダイナミックなOMO・O2O顧客体験デザインを実現

 新型コロナウィルスの蔓延による一連の生活様式の変化から、デジタル・SNSでのコミュニケーションが加速した一方で、ブランドは、ブランド体験をデジタルで完結させることについて改めて考え直す局面にある。そんななか、デジタル・SNSでの顧客接点だけでなく、フィジカルなブランド体験を融合した、ハイブリッドなブランドコミュニケーションのデザイン・実装についてのニーズが昨年より増加している。

 デジタルを中心とした広告コミュニケーションやクラフト制作に強みをもつmonopoが、新しくリアル体験イベントのプロデュース事業にサービス領域を拡張することで、より横断的でダイナミックなOMO・O2Oブランドコミュニケーション体験を提案する。

新チーム「Brand Activation」サービスイメージ
新チーム「Brand Activation」サービスイメージ

エージェンシーがプロダクションまでを一貫提供し発想と実装のギャップを解消

 monopoグループではこれまでも世界中のさまざまなクライアントとリアル体験デザインプロジェクトのプロデュースを行ってきた。今回Adam氏を迎え、社内にアイデア発想から実装までの機能を一貫して内製強化を行う。

 一般的なイベント制作やカンファレンスのプロデュースでは、ブランドエージェンシーとイベントプロダクションが分断された体制で遂行されるため、戦略・アイデアの構想・発想フェーズと実際のイベント制作フェーズで、当初の構想から乖離が生まれたり、進行がスムーズに行われないこともしばしば起きる。同社も、海外クライアントが日本で行うイベントをサポートしてきたが、外国語で行われる戦略・アイデアの構想・発想フェーズと、実制作を行う日本のチームとの間でのディレクションに苦労してきた。

 このような現場での課題を踏まえ、17ヵ国に国籍のバックグラウンドをもつバイリンガルチームでの一貫したプロジェクトプロデュースを提供していく。