日常的なネット利用環境は「スマホのみ」が最多で推移 シニア層のスマホ利用増加傾向が顕著/LINE調査

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2023/02/21 08:00

 LINEは、2022年下期のインターネット利用環境に関する調査を実施した。同社では、インターネットのコミュニケーションプラットフォームの一翼を担う会社の責務として、よりよいサービス提供のためにさまざまな調査研究を行っている。その一環として、2016年4月より半期に一度スマートフォンなどでのインターネット利用に関する定点調査を実施。今回は、2022年下期の調査結果を発表した。

日常的なインターネットの利用環境は、引き続き「スマホのみ」での利用が最多を維持

  • 「スマホ」でのインターネット利用者は全体の97%で、2016年4月の調査開始以来継続して今回も最多を維持。「PC」の利用者は42%と前回調査と変わらない結果となった。
  • 構成比としての最多は「スマホのみ」の利用者で、56%と前回調査(54%)より微増した。
  • 「スマホとPC」の併用は42%で、「PCのみ」の利用者は前回調査同様に1%となった。

デバイス別では2021年10月以降「スマホ」の利用者が9割台後半で推移

  • デバイス別でのインターネット利用者の推移は、2021年10月以降「スマホ」の利用者が9割台後半を推移しており、今回97%となった。
  • 「PC」「タブレット」の利用者はともに2021年10月以降で増減はあるが、「PC」は4割台、「タブレット」は2割台を推移する結果となった。
  • 「ガラケー」利用者の割合は減少傾向にあり、今回調査では過去最小の1%となった。

シニア層での「スマホ」の利用者の増加傾向が顕著 60代で82%、70代で54%という結果に

  • 10代〜50代の「スマホ」の利用者は、95%以上の高水準となった。
  • シニア層での「スマホ」の利用者は順調に増加傾向にあり、今回の調査では60代で82%、70代で54%という結果となった。
調査概要(2022年10月調査について記載 ※過去調査もサンプル数・調査期間を除き同様)
  • 調査期間:2022年10月
  • 調査地区:全国
  • 標本抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
  • 調査方法:調査員による個別訪問留置調査
  • 調査対象者:15~79歳の男女
  • サンプル数:合計1,154(人口構成比に沿って抽出)※15~59歳の男女 合計811