DONUTSは、自社スタジオとして運営している高精度モーションキャプチャースタジオ「DONUTS VIRTUAL STUDIO」のレンタル提供を開始する。
モーションキャプチャーは人やモノなどの三次元の動きをデジタルデータにする技術であり、VTuberの配信やゲーム・アニメに登場するCGキャラクターのアニメーション付けなどに広く活用されている。
なかでも日本国内のVTuberは2万人を超えているとも言われており(ユーザーローカル調査)、大手企業によるメタバース出店やVTuberを起用したメタバース上の観光事業などの事例も見られるなど、VR技術を用いたコミュニケーションは急速に普及している。
同社ではこれまで、VTuberとファンが1対1でファンミーティングを行うことができるVRコンテンツサービス「ときめきVR」やVTuberとXR技術を利用してより近い距離感でコミュニケーションが取れるイベント「わくわく!VTuberひろば(通称:わくV)」、VTuberプロダクション「MIKUCAN(ミクカン)」の運営やVTuber・Vアーティストに焦点を当てたライブイベント「Virtual Music Award(通称:ブイアワ)」を主催するなど、バーチャル領域において新たな付加価値を提供するイベントやコンテンツを多数提供してきた。
今回レンタル提供を開始する自社スタジオ「DONUTS VIRTUAL STUDIO」は、光学式のトラッキングシステムを備えており、VTuber配信やゲーム用のキャラクターモーション収録も可能な高精度モーションキャプチャースタジオ。また、これまでVTuberコンテンツにおいて蓄積した知見やノウハウを活かし、3Dモデルを使用したイベント・配信・音楽ライブの制作サポートなどバーチャル領域の多岐にわたる要望にも応えていく。