ソニー、Vlogなど動画撮影に特化したVLOGCAMシリーズの最上位機種として「VLOGCAM ZV-E1」を発売

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2023/04/01 12:00

 ソニーは、Vlog(ブイログ)など動画撮影に特化したVLOGCAMシリーズの最上位機種として、フルサイズイメージセンサー搭載のレンズ交換式Vlogカメラ「VLOGCAM ZV-E1」を発売する。予約販売の受付は、4月4日(火)10時より開始。極小・軽量ボディ(幅約121.0mm×高さ約71.9mm×奥行約54.3mm、重さ約483g)による取り回しの良さを実現するとともに、フルサイズセンサーならではの美しいぼけ表現や豊かな階調性能、高感度、低ノイズ性能をあわせもつ。

 近年、SNSなどを通じて自分の考えや思いを動画で発信する人のなかには、映画のワンシーンのようなよりこだわった映像を撮影したいというニーズが高まっている。

 同製品は、35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)を組み合わせることで、静止画・動画の両面においてフルサイズならではの主役を引き立てる映像表現を実現する。

 また、映像制作用デジタルシネマカメラ「VENICE」の開発を通じて培った画作りS-Cinetone(エスシネトーン)を搭載するほか、15+ストップのワイドラチチュードによる豊かな階調性能や4K60pに対応するほか、アップグレードにより4K120p撮影も可能。さらに最新のAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF(オートフォーカス)」で、高精度かつ多種類の被写体を認識する。また、常用ISO感度は低感度側80〜102400(静止画、動画共通。静止画拡張時40-409600、動画拡張時80-409600)の高感度性能で、暗い場所でもノイズを抑えた撮影ができる。

 本製品は、メニューと動画再生画面を音声で読み上げて操作をアシストする「音声読み上げ機能」に対応し、多様なクリエイターにクリエイティビティを発揮する機会を提供し、撮影する楽しさや表現する喜びを届ける。

 同社は、4機種目となるVLOGCAMシリーズの最上位機を導入することで、Vlogger(ブイロガー)を含む幅広いクリエイターの高い創作意欲に応え、映像制作と動画発信の活動を支援していく。