LINEヤフーは、「LINE」内のショート動画プラットフォーム「LINE VOOM」に、これまでの全ジャンルからのレコメンデーションによる動画コンテンツの提供に加え、さらにユーザー自身が興味関心にあった動画コンテンツを深く掘り下げられる「テーマ機能」を追加した。
「LINE VOOM」は、2021年冬のサービス開始以降、幅広い年齢や性別のユーザーが利用している。同サービスに投稿するインフルエンサーやKOL(キーオピニオンリーダー)を中心としたVOOMクリエイターの発掘ならびに育成にも注力しており、コンテンツ投稿への収益化プログラムを提供している。さらに2023年11月からは、新たにライブ配信機能も開始している。
今回提供を開始した「テーマ」機能では、これまでの全ジャンルからのレコメンデーションによる動画投稿の提供に加えて、「LINE VOOM」画面内の「おすすめ」タブ上に、「テーマ」エリアを新たに設置。ユーザーの興味関心に近い各テーマを表示することで、「LINE VOOM」に集まる膨大なコンテンツのなかから、ユーザーは自身の興味がある動画に出会うことができる。テーマごとに表示されるショート動画は毎日更新されるため、話題の情報をチェックしたり、癒しの時間を過ごしたりと、毎日のスキマ時間を楽しむことができる。また、テーマを通じて出会ったショート動画からユーザー自身が“推したい”クリエイターや企業アカウントなどを見つけられる。
第1弾のテーマとして、「LINE VOOM」ユーザーからの高い人気を有する、毎日の話題となった「ニュース」や「スポーツ」、「犬・猫」、「レシピ」、「おでかけ」、「裏ワザ」などの定番テーマに加え、2024年6月に実施した独占ライブ配信が大きな反響を得た人気グループ「JO1」をはじめ、日本未公開のコンテンツが多数集まる「K-POP」や、そして最近話題になっている「ショートドラマ」、など、10個のテーマを提供する。
同機能は今後、テーマの数や種別を拡大するとともに、視聴体験にもとづきユーザーごとにパーソナライズされたテーマをおすすめする機能や、ユーザーによるテーマ作成機能、テーマのフォローにより同じ興味・関心を共有したユーザー間でのコミュニケーション機能などの実装を予定している。