サイバーエージェントは、AIで広告テキストの自動生成・効果予測する「極予測TD(キワミヨソクティーディー)」において、Microsoft広告の検索連動型広告への対応を開始した。対応可能な広告媒体が増えたことで、より多くの配信における継続的な効果改善を図る。

同社では、AIを活用して広告テキストの自動生成および効果の事前予測をおこなう「極予測TD」を2020年5月より提供し、広告主の成果向上を支援している。一方、Microsoft広告はBing・Outlook・MSNなどをはじめとしたMicrosoftが保有するネットワークに検索連動型広告やディスプレイ広告を配信できる統合型広告プラットフォームである。
サイバーエージェントは広告効果最大化を目指してMicrosoft社との連携を強めており、今回連携をさらに深化させるべく、「極予測TD」においてMicrosoftの検索連動型広告への対応を開始した。
先行テストでは、広告の品質スコア(QS)が導入前の8.6から約10.5%上昇する効果が確認されたという。

今後Microsoftの検索連動型広告におけるさらなる最適化機能の実装や、他媒体への対応も視野に入れるなど、AI技術を活用した広告運用ソリューションの研究開発を通じて、広告主企業の広告効果最大化に寄与する考えだ。