YouTube分析ツール「TUBERS」展開のクリエイターニンジャとフォースリーが資本業務提携

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/01/08 07:00

 YouTubeクリエイター支援事業を展開し、YouTuberに特化したプラットフォームおよびツールの開発・提供を行うクリエイターニンジャは、インターネット広告事業ならびにインターネットメディア事業を展開するフォースリーと資本提携を行った。

 フォースリーは2012年の創業以来、インターネットを通じたさまざまな事業を展開。主軸事業の広告事業では、アフィリエイト広告における効果の最大化を目指し、プランニングからシステムの運用・効果分析サービスなどを運用・展開している。アフィリエイトのワンタグサービスである「QUORIZa(クオリザ)」と、ウェブ広告施策の多面展開時におけるクリエイティブリスクの管理ツールである「LOGRIZa(ログリザ)」のふたつの自社サービスを活用し、広告主の広告効果の最大化に取り組んでいる。

 同資本提携により、クリエイターニンジャが得意とするYouTube分析ツール「TUBERS」の強みと、フォースリーがもつ成果報酬型広告販売力によってシナジーを生み出し、法人向けのTUBERS販売販路の増加やOEM事業の展開など、さらなる事業拡大を目指していくという。

 クリエイターニンジャでは、国内のYouTube約13万チャンネル、 およそ4,000万ビデオ(2020年12月時点)から日々のデータを収集、独自データベースに基づく解析を行っている。

 広告主や代理店、YouTuber事務所向けに提供する「TUBERSダッシュボード」は、登録者数の変動や再生数の変動だけでなく、YouTube上だけでは把握できないエンゲージメント率や評価率、視聴者の年齢・性別などの多数項目を分析し、閲覧、レポート化できる。

 同ダッシュボードには、複数のチャンネル・動画の動向をまとめて閲覧できるリスト機能や自身のチャンネルと近しいチャンネルを教えてくれるライバル機能、チャンネルのアナリティクスを表示する比較機能、製品や広告主ごとに動画を確認できるタイアップ機能などが実装されている。

 これらの機能によりさまざまな視点からチャンネル/動画のデータを確認することができ、 より高度なトレンド情報を把握することが可能になるほか、クライアントへのレポートもグラフやCSVで容易に出力することができる。