3D Printing Corporation、横浜市に3Dプリンティング生産施設を開設 小ロット生産などにも対応

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2019/09/03 13:35

 3Dプリンティングの総合ソリューションを提供する3D Printing Corporationは、事業拡大にともない、2019年9月より神奈川県横浜市鶴見区に3Dプリンターを用いた生産施設を開設する。

 同社はこれまで、山梨県甲府市の本社や3Dプリンターラボにて3Dプリンターによる製造および研究開発を行ってきた。事業を拡大し、ユーザーへの需要に応えるため、今回複数の3Dプリンターを終日稼働できるより大きな設備にて、3Dプリンティング生産施設を開設することとなった。

 約380平方メートルの同施設では、高機能の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)3Dプリンターや最新の金属3Dプリンターシステムなどの製造機器を十分に稼働でき、小ロット生産などにも対応できる設備を備えている。

 同社では、受託製造やオンデマンドの造形、さらにDFAM(3Dプリンティングのための特殊設計)代行・支援といった、3Dプリンティング運用の総合サポートを行っている。新施設ではこれにくわえ、技術部門からカスタマーサービス部門までの各部門の連携強化も実施していく。