日本経済新聞社は、第74回日経広告賞および第14回日経電子版広告賞の受賞作品を発表した。日経広告賞の大賞は味の素が受賞。最優秀賞には健康保険組合連合会とサントリーホールディングスが選出された。審査は、日本経済新聞に掲載された広告を対象に、広告の目的やストーリー性の明確さ、表現方法の創造性、先進性に加え、掲載時期やシリーズ展開、広告効果といった基準で各審査委員会が選考した。
部門賞はテーマ別で3部門、業種別で8部門が設置され、環境・サステナビリティー部門でレンゴーが最優秀賞、企業ブランド部門は伊藤忠商事、社会価値創造部門はヤマト運輸などがそれぞれ受賞した。業種別でも、テクノロジー・コンサルティング部門はサムスン電子ジャパン、ライフスタイル部門はJR東海、エンターテインメント部門はアシックスなどが最優秀賞を獲得した。
また、日経電子版に掲載された広告を対象とした第14回日経電子版広告賞の大賞には、SAPジャパンが選出された。電子版ビジネス部門はデル・テクノロジーズ、ライフスタイル部門は中外製薬が最優秀賞を受賞。特別賞として、理研ビタミンやヤクルト本社、LVMHウォッチ・ジュエリージャパン ブルガリなども選ばれている。