使いづらいページを特定 りそな銀行とトランスコスモス、プロセスマイニングを用いたHPの提供へ 

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2020/04/01 12:50

 りそな銀行とトランスコスモスは、ユーザーの利便性向上を目的にプロセスマイニング(膨大なイベントログデータを分析することで業務プロセスを自動的に可視化し、問題箇所を特定する分析手法)を運用した、ホームページの提供を実施する。

 ホームページのアクセスログを自動的に可視化するプロセスマイニングを用いてユーザーにとって使いづらいページを特定し、スピーディーに改修することが可能になる。同システムの試行導入はすでに実施済み。なおアクセスログは、個人情報が含まれていないGoogleAnalyticsのデータを利用している。

マイゲート関連ページでのユーザーの遷移状況イメージ(全体像と拡大図)
マイゲート関連ページでのユーザーの遷移状況イメージ(全体像と拡大図)

 りそな銀行とトランスコスモスは、従来からホームページ制作で協業しており、両社で協働拠点を設置しウェブを通じた新たなサービス体験の提供を目指して活発な議論を重ね、企画からページ改修までをワンストップで実施。今後はホームページ制作だけでなく、ウェブ広告やコールセンターなどについても協働体制を活用した連携を図り、さらなるデジタル施策の実現を目指していく。

打ち合わせの様子
打ち合わせの様子