映像プロダクションAOI Pro.は、ビデオグラファーチーム(以下、VGチーム)が主体となり、クライアントと対面での打ち合わせをすることなく、オンライン上で発注から納品までを完結する「フルリモート動画制作プラン」の提供を開始した。
新型コロナウイルス感染拡大防止にともない、企業活動には多くの制約が課され、リモートワークの導入が増加するなど、進化・適応が求められている。広告業界においても、withコロナ、afterコロナに際し、動画制作のあり方を見直す大きなターニングポイントに直面している。同社ではこのような社会情勢を受け、同プランの提供を開始した。
同社のVGチームでは、2019年1月の発足以来、多くの案件で発注・各種打ち合わせなどクライアントとのコミュニケーションをオンラインで行ってきたが、同プランではリモートでの撮影チェックも加えてパッケージ化し、リスクを抑えて動画制作を行う。
撮影が発生する案件でも、企画から納品までを一貫して実施できるビデオグラファーの強みを活かし、最小のチーム編成で対応。また、全国のVGネットワークを活用し、撮影を行わずに動画を制作することも可能となっている。案件ごとに最適な制作体制をプロデュースするとのこと。
同プランの特徴は、次のとおり。
オリジナルオーダーシート、クラウドサービスの活用
必要な情報を漏れなく的確にヒアリングできるオーダーシートを用意。さらにクラウドサービスを利用してタスク・スケジュールの管理、動画の修正指示などを行うことで、リモートでもスムーズな進行が可能となる。
CM制作経験豊富なプロデューサーとビデオグラファーがタッグを組む
オーダーシートを元にビデオグラファーが企画・提案し、進行管理を行うCM制作経験のあるプロデューサーとともに動画を制作。撮影がある案件でも現場の人数を最小に抑える。
VGネットワークでさまざまな内容に対応可能
さまざまな映像ジャンルに精通する同社独自のVGネットワーク登録者の中から、案件にフィットしたビデオグラファーを選出。撮影をともなわない動画(アニメーション・ストック素材を活用した動画・タイポグラフィーなど)も対応可能。
リモート撮影チェック、デモンストレーションの様子
同社ではプラン提供開始に先がけて、リモートでの撮影チェックを検証。ほぼ遅延することなくプレビューを行うことができたと確認したという。
同社では、医療監修のもと独自に策定した「新型コロナウイルスに対するプロダクションワーク ガイドライン」に従い、撮影や編集などに携わるすべての関係者の安全・健康確保を最優先としたうえで、これまでに培った動画制作の知見、人材、ネットワークを強みに、ハイクオリティな動画を提供していく考え。