Wrike、新たなウェブ校正機能導入 ウェブサイト更新やデジタルキャンペーンのマーケティング活動推進

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2020/07/10 07:00

 多才なコラボレーションワークマネジメントのプラットフォーム(CWM)を提供するWrike(ライク)は、校正機能でHTMLをサポートすることにより、マーケティング担当者やクリエイティブのプロフェッショナルによるウェブサイトの更新やデジタルキャンペーンの加速を後押しする新たな機能を導入した。

 WrikeのHTMLプルーフィングは、すでに幅広い画像、動画、および文書を網羅する25種のファイル形式をサポートしており、キャンペーン管理者やデザイナー、ウェブ開発者のウェブサイト制作過程のスピードアップを目指すという。

 Wrike for Marketersの一部として提供されるプルーフィング機能は、チームにマーケティングオートメーション、CMS、そしてクラウドベースのMarTech(マーケティングテクノロジー)アプリケーションのウェブサイトページ、電子メールやランディングページなどデジタル資産のレビューや承認を可能にする。マーケティング担当者はデジタル資産のプルーフィングをWrikeに一元化することで活動を加速できる。

 ウェブページのデザインと開発は、グラフィックデザインや画像、色彩設計やレイアウトなど常に変化する要素をともなう。同ソリューションに統合されたWrikeの新機能は、URLからウェブコンテンツをタスクまたはプロジェクトに添付して、ユーザーが相互に作業し、視覚的なマークアップを提供できるようにし、スナップショットをウェブページのライブビューと簡単に比較することが可能に。ウェブ担当チームは、プロジェクトの全体的な承認において混乱を排除して、遅延や間違いを減らすことができるという。

 同ソリューションは企画、実行、コラボレーション、承認および報告にわたり、シームレスなデジタルワークフローを提供する。統合されたプルーフィング機能で次のことを可能にする。

  • 検討および承認プロセスを合理化して一元化し、チームが高品質なウェブコンテンツを実現できるように。チームは承認者と承認期日を明確に認識し、承認プロセスを効率化する。
  • 顧客とステークホルダーをWrikeのライセンスの有無に関係なく、レビューと承認過程への参加を呼びかけ。これにより、よりオープンなコラボレーションプロセスが可能になり、目に見える度合いが高まることでより多くのステークホルダーとのコラボレーションが改善される。
  • 使いやすいインターフェースで、時間的制約のあるプロジェクトを時間通り、予算通りに維持。改善されたユーザーエクスペリエンスによってアプリケーションは容易に操作可能。

 ジョージタウン大学のコミュニケーション戦略&オペレーション担当のシニアディレクター、Frank Tramble氏は次のように述べている。

 「印刷物のような静的コンテンツについてのコラボレーションは簡単ですが、デジタルウェブコンテンツではより複雑です。ウェブコンテンツは通常、一連のスクリーンショットと複数の電子メールスレッドを通して検討されます。これが理由でフィードバックを見逃したり、間違いにつながったり、またこのプロセスを非常に時間のかかる複雑なものにします。Wrike for Marketersの新しいHTMLアプルーバーは、レビューと承認プロセスの操作性と生産性を向上させるので、内外の関係者は、プロセスが以前よりずっと容易になったと感じています。今ではすべてのメンバーが単一のプラットフォームでウェブコンテンツをレビューすることができます」