SoVeC、バーチャル展示会プラットフォーム受付開始 VR空間共有技術で展示会を忠実に再現

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2020/07/22 05:00

 デジタルコミュニケーション領域におけるソリューションを提供するSoVeC(ソベック)は、新型コロナウイルスの感染拡大により、オンラインによる展示会のニーズが高まるなか、VR(バーチャルリアリティ)空間共有技術を活用したバーチャル展示会プラットフォーム「そのまま展示会」のサービス受付を開始した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの人が密集するリアルイベントや展示会の開催中止、延期が続くなか、オンラインによる展示会のニーズが高まりを見せている。しかし、現状開催されているオンライン展示会では、出展社の情報がリスト形式で掲載されているにとどまるウェブサイトが多くみられ、一方で、VRによる先進的な空間デザインによるオンライン上での展示会を実現するには多くの時間とコストが発生し、また閲覧にはある程度の慣れが必要とされるなどの課題があった。

 今回、同社が提供するバーチャル展示会プラットフォーム「そのまま展示会」は、オンライン上で最新のXR技術を駆使した高品質なバーチャル展示会の場を、低コストで容易に再現する。

 同ソリューションでは、オンラインの会場内に3DCGで実際のモニターやパネルなどを忠実に再現したブースの設置や、会場や出展社のブース内にてアバター同士で商談や連絡先交換など、あえて実物そっくりに“そのまま”の展示会のリアリティを徹底追求することにより、出展社も来場者も従来のリアルな展示会と同様の体験をすることができる。

 同サービスは、不動産VRなどで評価の高いラストマイルワークスのクラウド型VR空間共有プラットフォーム技術を用いることで、ハイクオリティな表現を低コストで実現している。

 同ソリューションの主な機能は、次のとおり。

オンライン商談機能

アバター同士でボイスチャットやメッセージによるチャットの実施。

外部ツール連携

Zoomをはじめとしたコミュニケーションツールとの連携。

ポップアップ機能

チラシ・パンフレットや、ウェブサイト、説明動画、3Dデータなどの埋め込みが可能。

連絡先交換機能

バーチャル空間上での連絡先交換。

ブースのカスタマイズ

出展社はオプションでブースのカスタマイズが可能。

マルチデバイス対応

Windows/Mac/Oculus Riftに対応。  (その他のVR機器やiOS、Androidにも対応予定)

提供方法
  • 専用PCアプリケーション“comony”(Windows、Mac)
  • ウェブブラウザ(Google Chrome、ほか)