ソフトバンクロボティクスは、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を活用した遠隔接客の実証実験を、2020年8月17日から9月22日まで東京都内のビックカメラ3店舗のGoogleコーナーで実施する。
同社は、2020年7月からビックカメラのGoogleコーナーで、Pepperを活用した商品紹介やクーポン発券などの非対面接客を実施。その結果、コーナーの前を通る人の2割以上が足を止めて、Pepperの接客を受けることがわかった。
同社はこれを受けて、PepperによるGoogle商品のデモンストレーションや、Pepperをオペレーターが遠隔操作して顧客のニーズにより細やかに応えられる機能を追加。人と接触せずにPepperだけで商品紹介からクロージングまでを行う実証実験を開始する。遠隔での接客には、法人向けの「Pepper for Biz 3.0」で標準提供している「遠隔応答」を利用する。
同社は、アフターコロナ時代の“ニューノーマル(新しい生活様式)”に対応する、新しい接客のかたちを目指していく考え。
実証実験の実施概要
- 期間:2020年8月17日(月)~9月22日(火)
- 場所:東京都内のビックカメラ3店舗(有楽町店、新宿西口店、立川店)のGoogleコーナー
- 実施内容:「Pepper」によるGoogle Nest Hub、Google Nest Hub Max、Google Nest Miniの商品紹介、関連クーポン発券、商品体験、オペレーターによる遠隔サポートなど
なお、非対面接客は、今回の実証実験と並行し継続実施するとのこと。