「グノシー」アプリとサイネージの両方でニュース動画が配信できる「グッテレ」に新パッケージ登場

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2020/11/20 06:00

 デジタルとリアル領域を横断する包括的なコミュニケーションサービスの提供を目的としたGrill(グリル)はマイクロアドデジタルサイネージが運営するMONOLITHS(モノリス)を利用した「グッテレ×デジタルサイネージパッケージ」を開始した。

 新型コロナウイルスの影響で広告費を削減している企業は60%以上にのぼる。外出自粛により、看板やリアルイベントにおけるオフライン広告の効果が問われている今、どのような広告手法が効果的なのか模索している企業も多いと推察される。

 ニュースアプリ「グノシー」にて商品・サービスをニュース動画として届ける配信サービス「グッテレ」を提供するGrillは、今回同サービスで作成した動画コンテンツを美容室やエレベーター、屋外ビジョンなどのサイネージに同時に配信することができる同パッケージを開始した。

パッケージ概要

  • 商品・サービスを、「グノシー」アプリとサイネージで同時配信できる
  • ターゲットやサービス内容に合わせて、配信場所を柔軟に変更可能
  • 動画の流用でコスト削減しながらオンライン/オフラインの両方に活用

 これまで同社では、企業が生活者に届けたい情報を動画コンテンツ化し、グノシーアプリやSNSなどのオンライン上で配信してきた。外出自粛が徐々に解除されつつも、コロナ前と同様まで完全に回復していない今、ターゲットへ情報を訴求するには、オンライン・オフラインを効果的に使い分けることが重要だと考える。エレベーターなど情報に集中できる環境では、より深いリーチの実現や、オフラインで認知広告を出すことにより、オンラインの広告効果アップも期待できるとのこと。

 そこで、5Gの到来により、オフライン広告の新たなソリューションとして注目されているサイネージとグッテレの連動を可能にした。同パッケージ内では、高い刷り込み効果があるエレベーターや、日常的なシーンで認知できるスーパーマーケットのほか、大人数に同時にリーチできる新宿・渋谷での屋外サイネージなど、商品・サービスのターゲットやコンテンツ内容に合わせて、訴求効果が高い場所で配信することができる。

 また、制作した動画コンテンツを、サイネージへ流用することで、動画制作における時間とコストを削減することが可能だという。